内容説明
「ショートケーキ」や「チーズケーキ」から、「パリブレスト」「ババ」など変り種までスイーツ誕生のルーツをたどる。
目次
1 ケーキ
2 タルト・パイ
3 シュー
4 焼き菓子
5 発酵菓子・揚げ菓子
6 砂糖菓子・チョコレート
7 冷たいお菓子
8 パン・その他
著者等紹介
猫井登[ネコイノボル]
1960年、京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後、大手銀行に勤務。退職後、服部栄養専門学校調理師科で学び、調理師免許取得。ル・コルドン・ブルー代官山校にて、菓子ディプロム取得。フランスのエコール・リッツ・エスコフィエ等で製菓を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
56
お菓子の写真が割と大きめでそのままの形と断面図の2種類載せられてあり見やすい。この本を読んでいて“このお菓子あの小説に登場していたなぁこんなお菓子だったんだ”と思いながら読む楽しみもあった。知ってるお菓子から初めて見るお菓子まで色々とびっしり由来が載っていて読み応え見応えありの本だった。2017/11/02
はるき
21
美味しくて奇麗なお菓子の歴史。材料は多分皆あまり変わらないけれど、アイデアで色々化けるところが楽しい。2020/06/23
麦焼酎(ミユキ)
19
ほんとに面白かったー!お菓子の歴史は勿論、マフィンとカップケーキの違いとか、各国の「スコーン」の位置付けが違う等、自分の興味袋めちゃめちゃぐざぐざ刺されましたー!作る工程は一緒でもクリームが違ったり型が違ったりで全く違うお菓子になるなんて。材料や工程一緒だったら似たようなものじゃーん!と、ザッパな私だけど(笑)、勉強にもなりました!タルト生地の横にシュー生地をつけて焼く・・・・・って、二種類も生地作るの!?(´・д・`=´・д・`)ィヤィヤそんなの大変ヂャンッッってなっちゃうけど(笑)2017/05/05
猫
13
タイトルの通り、お菓子…多種多様な洋菓子の写真と説明と由来が紹介されている。写真はフルカラーで全体像のほかに断面図も掲載されていて、どのページをめくってもお菓子を食べたくなるという大変厄介な本。 アントナン・カレームさんという19世紀製菓人の巨匠が紹介されているのだけど、その紹介文以外に色んなお菓子の由来のところに名前が出ていたのが印象に残った。2014/10/06
リリウム
12
一見共通点のないスイーツや料理でも、実は同じ先祖を持ち、ひとつのものから枝分かれしたものが意外と多いことに驚きます。いつの時代も身分問わずスイーツは日常に癒しや華やぎをもたらしてくれるものだと、改めて感じました。2020/10/10