内容説明
「インタラクティブ・ティーチング」とは、学習者の主体的な学びを引き出し、これを支え、促進することを目的に掲げ、学習者相互および学習者・教授者間の教育的コミュニケーションを重視した教え方のことです。オンライン講座「インタラクティブ・ティーチング」では、特に「教える力」の向上に繋がるような実践性を重視し、ナレッジ、スキル、ストーリーという三つのセッションで構成されたコンテンツを提供してきました。本書は、この構成を忠実に再現すると同時にこれに加筆し、「アクティブ・ラーニングを学習活動にいかに組み込めばよいのか」という、教育観のパラダイム・シフトを背景とした喫緊の教育課題に対応した内容で構成されています。
目次
第1章 アクティブ・ラーニングの基礎
第2章 アクティブ・ラーニングの技法
第3章 学習の科学
第4章 90分授業のデザイン
第5章 もっと使えるシラバスを書こう
第6章 学びを促す評価
第7章 大学教員としてのあり方
第8章 ポートフォリオの作成
第9章 伝え方のスキル
第10章 先達に学ぶ
資料・付録