内容説明
自己診断テストで検証。各章末のメニューで実践。
目次
1 とても敏感であるということ―欠陥であるという(間違った)感覚
2 さらに先へ―あなたの性質を理解する
3 HSPの健康状態とライフスタイル―幼児/身体から受け取る愛と学び
4 子供時代と思春期をリフレーミングする―自分を育てる方法を学ぶ
5 社会生活―「内気」になること
6 職場で輝く―歓びに従い、光り輝く
7 親密な人間関係―繊細な恋愛という挑戦
8 深い傷を癒す―それぞれのプロセス
9 医師と薬とHSP―医学における未知の領域を開拓する
10 魂とスピリット―真の宝がある場所
著者等紹介
アーロン,エレイン・N.[アーロン,エレインN.] [Aron,Elaine N.]
サンフランシスコのユング研究所で学び、1992年から感覚処理感受性を研究する心理学者、大学教授。夫のアート・アーロンとともに、親密な関係性の研究家としても知られる。心理療法士、小説家でもあり、ベイエリアで心理療法を行いながら、一般向け・専門家向けのワークショップで教えている
片桐恵理子[カタギリエリコ]
翻訳家。愛知県立大学日本文化学科卒。カナダで6年、オーストラリアで1年の海外生活を経て翻訳の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつお
17
内向型の活かし方。 一般的に「内向型」と言えば、悪いイメージを持たれがち。そんな内向型人間の理解を改めるための本。本書の主な内容は、①欠落の感覚、②子供時代をリフレーミング、③親密な人間関係。①について、内向型は繊細な感覚の持ち主。感受性や表現力は豊かなのだ。②について、内向型は喜びの感情も強く感じる。子供時代に愛情を持って育てられれば良い方向に成長する。が、逆の場合は子供時代に解釈を変える必要がある。③について、数よりも質を重視した人間関係が幸福度を向上する。 自分が真に幸福を感じるものを意識したい。2023/01/28
tori
6
HSP提唱者の方の翻訳本。Amazonなどに書かれているネガティブな感想と近しい感覚を覚えました。(曖昧な表現でわかりづらい、論文ではない、日本語として意味が通っていない等) HSPを初めて知った方にはかなり有益と思いますし、20年前の段階で、昨今指摘されている気質とほぼ同じところまで辿り着いているのはお見事です。しかし、厚さを鑑みた分ほどは生産的ではなく、少し残念でした。2021/07/30
柿の種
2
境界性パーソナリティー障害、境界性人格障害(BPD)のすべて、敏感すぎる私の活かし方 高感度から才能を引き出す発想術 を続けざまに読んでみて3冊とも良書でした。 物事を書き表すというのは、書き手によって見る視点が違うので読み比べることは大変知識が深まります。性格とは、生まれ持ったもの育った環境が違うので、極端に言えば一人一人違う形で現れます。なので一般化して表すという事は本来不可能なのです。2023/08/03
そらりん
1
ようやく読めた。 自分を羽ばたかせ社会に貢献しよう、と力強い気持ちになれた。2024/03/12
きたむ
1
ささいなことでも~を読んでからの復習も兼ねてのこの本を読んでみたが… もちろん学びにはなったけど、大きな違いは感じなかった。最新の知見もどの辺に織り込まれていたのかわかりにくかった… 次は、基礎は押さえれた気がするので、アーロンさん以外の外国人のHSP本も読んでみたい。 2021/06/27