古本乙女、母になる。

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古本乙女、母になる。

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774408019
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

年をとっても、親になっても、自分の根っこは変わらない。

あの「古本乙女」が、母になって帰ってきた!

趣味と子育ての間で揺れ動く心を軽やかに描いた初のエッセイ集。



『古本乙女の日々是口実』のヒットから5年、息子”アト坊”の誕生とともに、古本乙女の生活も変わった。それでも、カラサキ・アユミの心はいつでも乙女。今日も自分の愛する古本を追い求める!

4コマ漫画「古本乙女の子連れ古本者(?)あるある劇場」も収録。



子供のことが一番大事と思いながらも、大好きな古本を前にすると周りが見えなくなってしまう。

古本世界にもっとのめり込みたいと思いながらも子供への罪悪感で趣味行動に時折ブレーキがかかる。

母親道も趣味道も欲張りたいと思いつつも、ジレンマに悩まされ両方に完全に没頭しきれていない今の私には〝中途半端者〟という肩書きが大変お似合いかもしれない。

だけども半端者には半端者だからこそ得ることができる、悲喜交々な面白い体験が沢山あるのである。

――(「はじめに」より)

内容説明

年をとっても、親になっても、自分の根っこは変わらない。あの「古本乙女」が、母親になって帰ってきた!趣味と子育てのあいだで揺れ動く心を軽やかに描いた初のエッセイ集。

目次

趣味と子育てのあいだで(母性と古本愛の一騎打ち勝負;本の福袋と古本カルタ;電車に飛び乗って ほか)
理性と欲望のあいだで(夫について;ある日、フリーマーケットにて;道ばたに古本を広げて(前編) ほか)
過去と未来のあいだで(冬の訪いと幸せの輪郭;部屋を借りたい;唯一無二の我が救世主 ほか)

著者等紹介

カラサキ・アユミ[カラサキアユミ]
1988年、福岡県北九州市生まれ。幼少期から古本愛好者としての人生を歩み始める。奈良大学文学部文化財学科を卒業後、ファンションブランド「コム・デ・ギャルソン」の販売員として働く。その後、愛する古本を題材にした執筆活動を始める。2021年に第一子誕生。現在は海と山に囲まれた古い一軒家に暮らし、家の中は古本だらけ。古本に関心のない夫の冷ややかな視線を日々感じながらも、子育ての隙間時間で古本を漁っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつこんぐ

35
図書館本。我が子が小さかった頃、ショッピングモール内を子が眠るまでひたすらベビーカーで歩きまわり寝た瞬間本屋にダッシュしたり、子連れで本屋や図書館に行っても全然本が見れなくてイライラしてた頃の事を思い出しました。親孝行のために行った旅行で親をほっぽり出して古本市へ行くのは共感出来ませんが(子供が大きくなったら子供にも同じ事してそう)“いつか我が子が読むかも”と本を買ってしまう気持ちはわかります。いつの日か本が積み上がった別宅の写真なんかも見てみたいものです。それまでどんどん続きを書き続けてください。2024/03/28

shikashika555

31
初読。タイトルにひかれて。 古本に魅せられた人間の、因果な(笑)古本愛。 それは出産を経ても魔の2歳の育児期を経ても影を潜めることは無い。 大好きなものを大好きだと堂々ととらえ、周りの人達にはやや遠慮しながらも好きを貫く著者がとても好ましく思えて楽しい。 他人の「好き」を眺める楽しさってあるよね。 育児期を終えた本好きのひとりとしてエールを送りたい!2025/03/10

Susumu Kobayashi

3
母になった古本乙女が、逆境の中で古書蒐集の趣味を貫く生活をまとめたエッセイ集。理解のある旦那さんで良かった。2025/03/19

チェアー

3
あとがきの金原みわさんの文章がよかった。2024/02/12

CEJZ_

3
1P16行。2023年刊。子育てに奮闘しつつ、古本屋巡りと収集、購入にまつわる家族日常エッセイ。前著の「古本乙女の日々是口実」も買ったが、どこへしまったやら。あの細長くて縦にオビが巻かれた本でしょ。かなりの古本好きで、他県の古書店や古本市へも可能なら足を運ぶ行動力、夫との協力体制?に感心する。わたしも本が好きゆえ、本屋まわりや古本関係の本もよく読む。古本好き母の家庭環境で育ちゆく子どもの将来を妄想しているのも面白かった。わたしの部屋の積み上げていた本は地震で崩れ、あぁ…トホホ…また片付けて積み直した。2024/01/06

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