内容説明
抗い、生き、歌った!ハンセン病療養者の命の一行詩・短歌・俳句・川柳。本書の千人余りの作者は、ある日突然、隔離された少年・少女や若者や幼い子を持つ母親や父親です。日々の喜怒哀楽を巧みに歌に詠み、生き抜きました。亡き者とされた人々にとって、歌は命の証。人はどんな過酷な状況でも誇り高く生きられることを、歌(訴歌)に託して後世に伝えようとしています。
著者等紹介
阿部正子[アベマサコ]
筆名・小暮正子。1951年、千葉県生まれ。元三省堂編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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