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出版社内容情報
CPUのしくみ、コンパイラ/インタープリタ・OSの自作といったテーマについては、もちろん大学の教科書には載っています。また実用書にも総花的なテーマを扱ったものはありますが、それらの解説は表面的なものになりがちである上、文章による説明ではどうしても理解が困難です。それに対して本書は、誰でも実際に自分でやってみることにより自然に納得できる、きわめて敷居の低い本になっています。目的は、プログラムが実行されるまでの「すべて」の過程がわかるようになること（本書の目的はプログラムが動くまでのプロセスを見せること）。著者の提供するエミュレータおよびロジックシミュレータ（Webブラウザがあれば使用可）で確認することにより、頭だけでなく体でも徹底的に原理を理解できます。
目次
０ 本書が目指すもの
１ 基本ロジック編
２ ＣＰＵ構造／命令編
３ システム編
４ ファームウェア編
５ ＯＳ編
６ アセンブラ編
７ 高級言語編
８ セキュリティ編
９ まとめ
付録
著者等紹介
川俣晶［カワマタアキラ］
１９６４年東京生まれ。大学時代はＥＮＩＸにて移植プログラマとしてＺ８０の能力を限界まで引き出す。株式会社ピーデー社長。Ｖｉｓｕａｌ Ｃ＃ ＭＶＰ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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roughfractus02
3
コンピュータと聞くと製品をイメージするが、それは小型化し、宇宙からナビを行ない、ヒトの体内に入るまでなっている。道具を越えて環境の一部となったこの機械の動作が、自分の生きるこの世界の動きに影響を及ぼすなら、道具の便利さに誘導してその仕組みから目を逸らす広告戦略に耳を貸す必要はなくなる。本書は他のコンピュータの教科書と同様ビット、論理演算、CPUの構造、高級言語の実装までを扱うが、その主な特徴は著者の提供するエミュレータで動かすことが可能な点にある。説明の煩雑さを避けるためかCPUは8080を使用している。2018/04/01
