三歳までに脳で何が起きているのか?―コトバや喜怒哀楽、知能、性格はこうして生まれる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774153278
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C3045

内容説明

最新の脳科学が感情や行動のプロセスを解き明かします。脳の発達や働きを知れば子育ての悩みが解消します。

目次

1章 回路をつくる(増えたり減ったりするシナプス;ほとんど休眠、時々はたらく神経幹細胞 ほか)
2章 言葉を操る(生後4か月までに発達する「母語の音声認識」;大人になってからの外国語の習得は可能? ほか)
3章 感情をつむぐ(「快」と「不快」、感情の芽生え;赤ちゃんも、笑顔と怒った顔を区別して認識 ほか)
4章 学習と記憶(学習とは、新たな情報や知識をたくわえること;シナプスの変化と学習効果 ほか)

著者等紹介

西村尚子[ニシムラナオコ]
1967年に東京で生まれ、神奈川県で育つ。1991年、早稲田大学人間科学部人間基礎科学科卒業(現在は学部と学科が改組され、生物系教育・研究の多くは先進理工学部で行われるようになっている)。専攻は細胞生物学。1992年より約10年にわたって科学雑誌ニュートンの編集に携わった後、フリーランスのサイエンスライターとして活動。生命科学分野の仕事を主とする。nature asia‐pacificの特約記者でもある。2008~2010年3月まで、NPO幹細胞創薬研究所の生命倫理委員も務めた。現在は、東京大学医学部医学研究科附属の「健康と医学の博物館」において、原稿協力なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TomokazuSakabe

0
幼児教育のコーナーにあってこのカバーなので、もっと幼児教育よりなのかな、と思いきやしっかりと脳科学の読み物でした。間違って買ったらついていけないとこもあるかもです。2013/02/06

pun

0
著者はフリーのサイエンスライターだそうです。最近の研究で解明された事実を踏まえて脳のメカニズムから発達を解説しており、育児・発達分野の書籍の中ではエビデンスレベルが高い貴重な一冊です。2012/12/13

Satoshi

0
言語の理解、感情の発達などの赤ちゃんが通るプロセスを脳という視点で書かれた本。脳についての難しい内容を易しい文体やイラストで理解しやすく書かれているのは良かった。結局脳についてはまだあまり解明されていないんだなぁ。2012/11/16

蘇芳

0
3歳までにとあるが育児書というより脳機能書といったところ。とはいえ言語視覚言語習得などの臨界期や判断に迷うほど賢くなるなどところどころ拾っておきたい情報も多い。2021/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5449014
  • ご注意事項