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日本人とナノエレクトロニクス―世界をリードする半導体技術のすべて

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784774140384
  • NDC分類 549
  • Cコード C3055

内容説明

フラッシュメモリ、DVDからデータを読み取るピックアップレーザ、現在一般的になっているこれら電気製品はすべてナノテクノロジーの賜物だ。急激なスピードで「小さく、速く」が進行する電子部品分野で、重要な発見をしているのが日本人であることをご存知だろうか?本書ではここ30年ほどのナノエレクトロニクス分野の進展と、そこで日本人研究者が果たした重要な役割を見ていく。

目次

第1章 集積回路の時代
第2章 電子を閉じ込める―量子細線・量子ドットと榊裕之
第3章 速さを求めて―HEMTと三村高志
第4章 美しい光を―面発光レザーと伊賀健一
第5章 消えにくく消しやすく―フラッシュメモリと舛岡富士雄
第6章 かすかな磁場を捉える―スピントロニクスと前川禎通
第7章 これからのナノエレクトロニクス

著者等紹介

吉田伸夫[ヨシダノブオ]
1956年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院博士課程修了。理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。東海大学、明海大学で非常勤講師をつとめながら、科学哲学や科学史をはじめ幅ひろい分野で研究を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Uzundk

2
実用化されている量子効果の世界についてのお話。電子デバイス系は原理が分かるとさらに不思議がますので面白い。FlashMemoryもPROMの正当な進化だったんだな、セル直列で読み出せるのが不思議に思っててんが解説があってここ最近の疑問が氷解した。磁気系も面白いし、ナノフォトニクスに興味があるのでこれから調べたい。2015/08/05

Germanene

2
日本人が貢献してきた半導体技術について書かれた本。この著者は学術的な説明と通俗的な説明のバランスが上手いと思う。超格子構造からHEMT,フラッシュメモリ、スピントロニクスとスムーズに読み進むことが出来た。日本の若者へのエールもあり、何度でも読み返したい本である。2012/11/05

snorlax

1
名前だけは知っていた技術がどんなものかがわかった。あと、日本人の貢献が大きいことを知れたのが良かった。2009/11/29

hr_08

0
量子細線、HEMT、面発光レーザー、フラッシュメモリ、スピントロニクス。これらの技術確立の基礎を築いた、あるいは携わった研究者たちの歴史と熱いメッセージの詰まった一冊。最初は誰にも見向きもされなかったアイディアが、技術革新、ここでは特に薄膜化技術の向上によって達成される夢のある話であった。私も彼らみたいに世界を変える技術を見出したいです。2015/03/29

tnkzw

0
半導体ってスゴイ。全然知らなかった。2009/11/26

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