小さな人々の大きな音楽―小国の音楽文化と音楽産業

小さな人々の大きな音楽―小国の音楽文化と音楽産業

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  • サイズ A5判/ページ数 386p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784773895124
  • NDC分類 760.69
  • Cコード C0036

出版社内容情報

世界じゅうの音楽が何気なくあふれる現代社会。小国の音楽が創造され流通する過程を調査して、現代音楽シーンの知られざる一面に迫る、興味あふれる物語。

内容説明

世界11か国と1つの地域(チリ、デンマーク、フィンランド、ジャマイカ、ケニア、ノルウェー、スリランカ、スウェーデン、タンザニア、トリニダード、チュニジア、ウェールズ)における音楽文化と音楽産業の関係を、3年間を費やしたフィールドワークを元に解明。初めての本格的な音楽産業国際比較・国際関係研究。音楽社会学の古典となるべき名著。「音楽の国際関係論」への招待。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ishida Satoshi

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読了。80年代にチリ、デンマーク、フィンランド、ジャマイカ、ケニア、ノルウェー、スリランカ、タンザニア、トリニダード・トバゴ、チュニジア、ウェールズでの調査をもとに、音楽産業の歴史を追った本。小国は音楽市場の規模が小さいので、レコードやCDなど、音楽ソフトウェアの生産コストが高くつくわけですが、一方で欧米の多国籍大手音楽企業が小国の音楽企業を買収し、音楽市場をコントロールしようとする過程を分析。音楽産業という分野を通じて、資本主義構造の中で、創造活動と流通がどのような影響を受けていくのか?著者たちは、国家

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