出版社内容情報
インドに生まれ、パキスタンにも暮らし、今はイギリ
スに帰化して作家生活をおくるラシュディ。南と北の
現実を身をもって見据えてきた彼は、大国(米国)の
包囲下で革命の道を歩むニカラグアの現実(1986年)
を独特の視点から見つめる。『悪魔の詩』に先立って
書かれた興味あふれる旅行記。
内容説明
インドに生まれ、パキスタンにも暮らし、今はイギリスに帰化して作家生活をおくるラシュディ。南と北の現実を身をもって見据えてきた彼は、大国(米国)の包囲下で革命の道を歩むニカラグアの現実(1986年)を独特の視点から見つめる。旅行記。
目次
1 サンディーノの帽子
2 カモアパへの道
3 「歓喜の日」の詩人たち
4 ソモサ夫人のバスルーム
5 エステリ
6 ことば
7 愛の卵を食べながら
8 中絶、成人規定、そして神
9 カタルシスについて
10 市の日
11 大統領閣下
12 向こう側
13 ドーニャ・ビオレッタの話
14 ミス・ニカラグアとジャガー