出版社内容情報
マルケス、リョサら現代世界文学の最先端をゆくラテンアメリカ文学の魅力を、さまざまな角度から語り、読者を、この楽しいマジカル・ワールドへと誘う入門書。
内容説明
現代世界文学の最先端を走るラテンアメリカ文学の中へ。
目次
第1章 文学のマジカル・ワールド
第2章 このセリフからあのセリフへ
第3章 南のざわめき(喚起力みなぎる文体―フアン・ルルフォ;魂に巣食う愛と孤独―ガルシア=マルケス;革命と〈反〉革命の狭間で―キューバの作家たち;政治と文学、未開と文明の相克―アンデス地域の作家たち;魔力が備わった言葉―イサベル・アジェンデ;憂愁のラプラタ―アルゼンチンの作家たち;複数の文化、複数の表現―各地域の作家たち点描;スペインの作家たちは、いま―ロルカからアルモドバルまで)