ファーレ立川パブリックアートプロジェクト―基地の街をアートが変えた

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ファーレ立川パブリックアートプロジェクト―基地の街をアートが変えた

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784773817041
  • NDC分類 709.136
  • Cコード C0070

出版社内容情報

パブリックアートの原点がここに! 市民・事業者・行政がアートを守りはぐくんだ、20年を超えるファーレ立川の軌跡と展望。パブリックアートの原点がここに! 市民・事業者・行政がアートを守りはぐくんだ、20年を超えるファーレ立川の軌跡と展望。



1994年、立川米軍基地跡地の再開発により誕生したファーレ立川。「世界を映しこむ街」として、世界36カ国92人のアーティストによる109点の作品を設置したファーレ立川アートプロジェクトは、パブリックアートの概念を刷新し、大きな話題となりました。そして今、越後妻有・大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭等、日本各地で展開される「アートによる地域づくり」の嚆矢として、またパブリックアートのモデルとして国内外から再び注目を集めています。それを受けて、本プロジェクトのディレクター・北川フラムが、構想から実現までの全過程、そして住民・行政・事業者が一体となってアートを守り活かすメンテナンス活動がまちづくりへとつながっていく20 年の軌跡を書き下ろしました。



本書は、安斎重男撮影による全作品写真、新たに新津保建秀が撮り下ろしたファーレ立川の現在を収録、さらに世界各国のユニークなパブリックアートの事例も紹介しています。アートによる地域づくり、パブリックアートのガイダンスとして、必携の一冊です。

北川フラム[キタガワフラム]
アートフロントギャラリー代表、公益財団法人福武財団常任理事、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ総合ディレクター、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター。
1946年新潟県生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。「アントニオ・ガウディ展」(1978-79)、「子どものための版画展」(1980-82)、「アパルトヘイト否!国際美術展」(1988-90)などの展覧会をプロデュース。「ファーレ立川」(1994年竣工)のアートプランナーを務める。「大地の芸術祭」、「瀬戸内国際芸術祭」をはじめ、「奥能登国際芸術祭」(石川県珠洲市)、「北アルプス国際芸術祭」(長野県大町市)などの地域づくりプロジェクトのディレクションを手がける。主な著書に『希望の美術・協働の夢 北川フラムの40年』(角川書店、2005年)、『美術は地域をひらく 大地の芸術祭10の思想』(現代企画室、2014年)、『ひらく美術』(筑摩書房、2015年)、『直島から瀬戸内国際芸術祭へ 美術が地域を変えた』(福武總一郎との共著、現代企画室、2016年)などがある。

内容説明

パブリックアートの原点がここにある!再開発からまちづくりへ―。市民・事業者・行政が一体となってアートを守りはぐくんだ、20年を超えるファーレ立川の軌跡と展望。

目次

第1章 ファーレ立川から始まった「アートによるまちづくり」(なぜアートが街に導入されたのか;アート計画のコンセプト ほか)
第2章 美術の妖精が棲む森―ファーレ立川の作品たち 写真=安齋重男(世界を映す街;機能(ファンクション)を美術(フィクション)に! ほか)
第3章 再開発からまちづくり―まち全体が美術館(ファーレ倶楽部の誕生;まち全体が美術館 ほか)
第4章 世界のパブリックアートの潮流(都市計画におけるパブリックアート;芸術祭によるパブリックアート ほか)

著者等紹介

北川フラム[キタガワフラム]
アートフロントギャラリー代表、公益財団法人福武財団常任理事、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ総合ディレクター、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター。1946年新潟県生まれ。東京藝術大学美術学部卒。展覧会をプロデュース。「ファーレ立川」(1994年峻工)のアートプランナーを務める。「大地の芸術祭」、「瀬戸内国際芸術祭」をはじめ、「奥能登国際芸術祭」(石川県珠洲市)、「北アルプス国際芸術祭」(長野県大町市)などの地域づくりプロジェクトのディレクションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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サラダボウル

8
急ぎ読みで全部読めてませんが。東京多摩地区代表の一つ立川市。パブリックアートを仕掛けたのは誰?とずっと思っていたので即借りました。結婚して立川に住み17年。最初の印象は「空が広い」だった。三軒茶屋に育ち都心部を中心に生きてきた私にとって、立川の魅力は商業機能より、緑と空と、身の丈に合う実直な暮らし、無駄な駆け引きのない素直な人間性のコミニュティだった。どちらも良し悪しあるが。再開発の立川市街には、本当に妖精のように大小様々な出自をもつアートがいる。街と多くの人々に支えられた子供達が、俺らの立川と胸を張る。2018/11/23

yyhhyy

3
90年代に払い下げ地がこのようにアート計画に予算が付き、しかも建築物と連携したアートを行ったというのは凄いことだ2018/08/02

2
立川駅周辺で市民・事業者・行政が一体となって取り組んでいるパプリック・アートプロジェクトの軌跡を振り返る本。米軍の基地返還で生まれたスペースに、世界各国の現代アーティストが作品をしていくだけではなく、地域住民や政治家が目的とする地域の復興や、芸術作品と街並みの調和まで、パブリック・アートのもたらす効果について解説される。人が住む以上、芸術作品は日常生活に溶け込まなくてはならない。その結果、植え込みの装飾や公園のベンチなど、芸術作が身近に感じられるものがメインとなっている。誰でも楽しめるアートが素晴らしい。2017/08/14

ひより

0
先日たまたま立川に行った際、はじめてファーレ立川を見た。その数日後こんどはたまたま図書館で、この本を見つけた。それで読んだというだけなのだけれど、すごい規模のアートプロジェクトが94年には日の目を見ていて、しかも20年経ってまだ世界的なモデルに指定されているなんて全くもって知らなかった。今度一日立川をぶらりしてみようと思う。2022/07/27

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