出版社内容情報
韓国に残された数寄屋建築。明治42年の姿を追い求め、数奇な運命を辿った建築の謎に挑んだ日本人がいた。本書は、その記録である。韓国に残された数寄屋建築。明治42年の姿を追い求め、数奇な運命を辿った建築の謎に挑んだ日本人がいた。本書は、その記録である。
日本統治の終焉、建国、内戦、軍事独裁、高度成長、再開発を経て、迫間房太郎別邸は数奇な運命をたどり、 既に創建当初の姿をとどめていないにも関わらず、当初の平面図一枚から暗中模索で新資料を発掘。限られた資料から真相を探求することでこの本が出来上がった。貴重な研究資料を通して、迫間房太郎別邸は歴史的遺産として未来へと受け継がれていく。
木津宗詮[キヅソウセン]
内容説明
韓国に残された数寄屋建築。明治42年の姿を追い求め、数奇な運命を辿った建物の謎に挑んだ日本人がいた。これは、その記録である。
目次
エピソード1 血を騒がせたもの
エピソード2 木津宗泉
エピソード3 迫間房太郎
エピソード4 別邸の光と影
エピソード5 数寄屋建築
エピソード6 日本庭園
エピソード7 最後の目撃者
著者等紹介
木津宗詮[キズソウセン]
1962年和歌山県生まれ。立命館大学文学部中国文学科卒業。武者小路千家家元教授。木津家後嗣宗隆を経て、2013年七代宗詮を襲名。斎号桜斎。多数の論考があるなか、2013年出版、武者小路千家流祖並びに千家の歴史を綴った『千一翁―宗旦の子に生まれて』(宮帯出版社)では、三徳庵茶道文化学術奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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秋津
サイウェル