カシミール/キルド・イン・ヴァレイ―インド・パキスタンの狭間で

個数:
  • ポイントキャンペーン

カシミール/キルド・イン・ヴァレイ―インド・パキスタンの狭間で

  • 廣瀬 和司【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 現代企画室(2011/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 44pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 05時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784773811148
  • NDC分類 319.254
  • Cコード C0036

内容説明

インドとパキスタンの思惑や国際社会の駆け引きに翻弄され、絶望的な分離・独立運動を闘うカシミール地域。錯綜する紛争の背景を説き明かし、「民主大国」インドによる知られざる人権侵害の事実に迫る渾身のルポルタージュ。2005年カシミール大地震の詳細なレポートを含む。

目次

序章 2008年夏―カシミール大騒乱事件
第1章 抵抗と弾圧の渓谷へ
第2章 カシミール問題の歴史―紛争の深淵へ
第3章 広がる人権侵害―ゲリラ掃討の名の下に
第4章 If they are dead,please declare it.―行方不明者たち
第5章 死の危険と隣り合わせ―狙われる人権活動家たち
第6章 パンディット―カシミールのヒンドゥー教徒たち
第7章 自由カシミールか?植民地か?―パキスタン側カシミール
第8章 戦闘と自爆攻撃の果て
第9章 武装闘争から20年―闘いはまたはじまる
終章 カシミールはどこへ行く

著者等紹介

廣瀬和司[ヒロセカズシ]
1969年東京都生まれ。獨協大学法学部卒。アジアプレス・インターナショナル所属。1995年に台湾人元従軍看護婦の取材を最初にジャーナリストとしての活動をはじめる。1998年よりインド、パキスタン、中国にまたがるカシミールについての取材をはじめる。カシミールについてのテーマはインド支配地域における分離・独立運動と人権侵害を主とし、2008年までに印パ双方から延べ20回以上訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mittsko

7
カシミール紛争の現場に生きる人々の声を、日本語で伝える唯一の本! 筆者の追求は主に、印側カシミールにおける軍・治安部隊の常軌を逸した人権侵害だが、パ側カシミール住民・難民の苦境にも長い一章が割かれる。98年5月から13年間の取材の成果をまとめ、11年11月に刊行。危険にさらされながら現場にへばりつく筆者に頭がさがる。印度や南アジアに関心を持たれた方、通読とは言わないが、せめて一度手にとっていただきたい。あまり読みやすい文章ではないが、気になる一章だけでもじっくり読んでほしいです…(´・ω・`)2019/03/20

ぬましょー

3
カシミール問題については高校の世界史でほんの少し触れた程度で、詳しくは知らなかったがこの本を読んで認識が変わった。インドとパキスタンの両国に翻弄されるカシミールに住む人々のことを全く考慮していない現状を目の当たりにした。直ぐに解決できる問題とは到底思えないが、少しずつでも改善されカシミールに住む人々が安心して暮らせるようになって欲しいと願う。2012/12/10

メルセ・ひすい

3
15-123★5カシミール・インド・パキスタンを知るために!この国??は殺戮の惑星。拷問死など当然!電気ショックや逆さづり殴打拷問…拘束死、忽然と人が消える行方不明。デモへの実弾、水平射撃。やりたい放題でだれも罪に問われない。わが国にはカシミールでの殺戮はまったく報じられない。これは狐につままれた空想ではない。インドとパキスタンの思惑や国際社会の駆け引きに翻弄され、絶望的な分離・独立運動を闘うカシミール地域。錯綜する紛争の背景を説き明かし「民主大国」インドによる人権侵害の事実に迫る、渾身ルポルタージュ。 2012/02/06

よしおか のぼる

1
現在(2011年まで)のカシミールを知るのに最善の書。今年の夏に更にまた一事変あったが、現代カシミールは此処にぎっしり詰まっている。現地を見、この本を読むと、国際社会への様々な疑問が止め処なく噴出する。2016/10/09

midnightbluesky

1
カシミール問題を日本人ジャーナリストが追った、ということにこの本の意義がある。日本で安穏と生活する私たちには直接何の関係もないカシミール問題。それよりも生活やら、原発やら、地震やらで精一杯だが、でも知らなきゃいけないことは世の中にたくさんあるのだ。2012/02/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4347299
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。