内容説明
沖縄と奄美、世界をつなぐ「消尽する革命」の大地。新史料と哲学によって明らかにされた新たなる世界史。
目次
主権なき時空における存在の解放運動/思想
第1部 分離独立なき人民再結合としての日本復帰運動―奄美・沖縄・日本をつなぐ左派復帰論の形成(奄美「独自の共産党」の生成と消滅―主体の下の革命の沈黙;沖縄人民党と沖縄民族解放への道―焦土の夢の亡霊的主体への変生)
第2部 「島ぐるみ闘争」の地下の革命―沖縄非合法共産党の潜在と遍在(越境する名前なき前衛党―奄美―沖縄統一戦線と沖縄非合法共産党の誕生;沖縄非合法共産党の革命運動/思想―基地沖縄の地下にある変革の趨勢)
著者等紹介
森宣雄[モリヨシオ]
1968年横浜市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。聖トマス大学人間文化共生学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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