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内容説明
コロンビア社会の内奥に巣くう悲惨さと暴力を描きながらも、民衆がもつアイロニーとユーモアにあふれ、単なる悲愴なドラマに終わることなく、ジャーナリズムも歴史書も黙して語らないことを、フィクションをして語る著者の4作目の作品。アルファグアラ賞受賞。その文体は詩的であると同時に赤裸々で露骨な表現も辞さない大胆さに溢れている。
著者等紹介
レストレーポ,ラウラ[レストレーポ,ラウラ][Restrepo,Laura]
1950~。コロンビア、ボゴタに生まれる。ロスアンデス大学で文学を学び、修士課程で政治学を学ぶ。卒業後は大学で政治学およびジャーナリズムを教える。1984年、ベタンクール大統領のもとで、政府とゲリラ組織「M‐19」との和平調停委員に任命されるが、交渉は失敗し、脅迫をうけ国外に出ることを余儀なくされた。この経験をもとに最初の作品『裏切りの物語』(1986年)が書かれた。ルポルタージュと小説の中間のようなスタイル、歴史的な記録とフィクションが入り混じった作風から出発し、次第にノンフィクションの色合いを深める
松本楚子[マツモトタカコ]
東京都出身。スペイン史専攻。現在は女性作家を中心にラテンアメリカ文学を研究し、その作品の翻訳・紹介につとめている
ムニョス,サンドラ・モラーレス[ムニョス,サンドラモラーレス][Munoz,Sandra Morales]
1968年コロンビア、ボゴタ生まれ。イスパノアメリカ文学研究者。1996年より日本在住。現在、早稲田大学他でスペイン語講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Porco
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