内容説明
戦争、テロリズム、ゲリラ、権威主義的政治体制…今もなお人びとの日常を脅かす暴力に、いかに立ち向かうか?国際貢献・経済・歴史・文学・ジャーナリズムなど、多様な観点から平和実現に向けた歩みを指ししめす。
目次
平和への願いを込めて―序文にかえて
「一人の行動が世界を変えた」
独裁政権と作家たち―ラテンアメリカの社会動乱と創作活動
ヒロシマの記憶を消さないために―ジャーナリズムの使命
東南アジアのグローバル経済化と平和への課題―フィリピン・草の根の人びとによる暴力克服への取り組みを中心にして
憲法九条と平和構築―対テロ戦争への国際貢献とは自衛隊を海外に派遣することか?
世界の平和はだれが守るのか―国連安保理改革を考える
ジェノサイドと科学―ホロコーストと「ナチズム体験」を再考する
戦争という仕事
著者等紹介
寺尾隆吉[テラオリュウキチ]
フェリス女学院大学国際交流学部准教授、現代ラテンアメリカ文学専攻
馬橋憲男[ウマハシノリオ]
フェリス女学院大学国際交流学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。