内容説明
偉大なる歴史遺産、世界の古都アテネ、魅力のエーゲ海―ありふれた旅行案内書が語るギリシャにはもう飽きた。そこに暮らす人びとの、何気ない明け暮れの姿と日々の哀歓に焦点を当てた「裏町散歩」。
目次
1 春(坂の街 アテネの昼と夜;古代と今が交差する街角;あふれる光のなかで)
2 夏(スニオン岬まで;エーゲ海 ある日ある時)
3 秋(パスポートなき越境者たち;最果て テラシアの海辺で;晩秋のアテネ 二つの躍動)
4 冬(イオニア海の美しい島々;さすらう詩人たち)
著者等紹介
稲尾節[イナオセツ]
1942年大阪府生まれ。ルポライター・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hechima1106
0
NC
葉山
0
フィクションみたいな印象を受けた。作者の内面が全面に押し出されてたからかな?港町多め。2012/07/06
さちこ
0
話が飛びすぎて読みにくかったが、ギリシャの日常が垣間見えたような気がする。一度は行きたい。2010/11/23
ともも
0
都市国家のころのギリシャばかりを読んできたけれど、この本を読むと、あぁ、ギリシャも普通の人々が暮らしているんだなと気づく。路上には哲学を語るソクラテスではなく、若いミュージシャンがいるのだ。ギリシャ正教の教会にも行ってみたいな。2019/04/07