内容説明
地上と空中の二重都市で繰り広げられる痛切な物語を、豊饒に描き切った2500枚。
著者等紹介
蜷川泰司[ニナガワヤスシ]
1954年京都に生まれる。1973年京都大学文学部に入学。学部ではフランス文学、大学院では哲学を専攻。入学と同時に劇団を結成。76年末の解散まで作・演出とともに自ら舞台に立つ。大学院時代の80年には京都大学新聞の編集に携わる。1984年東京に移り、現代企画室で編集・営業にあたる。1987年日本語・留学生教育に転じ、「空の瞳」に向けての執筆をはじめる。1988年オランダに移り、ライデン大学日本学センターで教育・研究を続ける。1992年日本に戻り、その後98年まで、執筆のかたわら、京都大学や大阪外国語大学の留学生センターで教育・研究を続ける
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