アンデスで先住民の映画を撮る―ウカマウの実践40年と日本からの協働20年

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アンデスで先住民の映画を撮る―ウカマウの実践40年と日本からの協働20年

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784773800128
  • NDC分類 778.267
  • Cコード C0036

出版社内容情報

風に舞うポンチョ、冷気を震わすケーナの響き。神話の果て、アンデスの魂を映像に刻み続けるボリビア・ウカマウ集団。「映像による帝国主義論」の創造を経て、先住民世界への「越境」を試みる果敢な営為と、日本からの協働実践をふりかえる。

『第一の敵』『コンドルの血』『地下の民』そして最新作『鳥の歌』など、この20年来全作品が自主上映されて、全国各地に根強いフアンをもつ南米ボリビア・ウカマウ集団&ホルヘ・サンヒネス監督は、映画造りにむけてどんな試みを行なってきたか。
映像による帝国主義論、西洋的映画文法の解体、先住民の価値観の重視など、個性あふれるその全貌を示す。同時に、自主上映の形で協働し始めた日本側スタッフの、共同製作へと至る歩みを多角的な構成で明らかにする。

目次
関連マップ
ウカマウ集団の映画とは何であり、何であったか 
ウカマウ映画を知るための五つのキーワード

第一章 ウカマウ自身によるウカマウ映画
ボリビアの経験
集団制作の映画へ向けて、われわれはなお試行する
文化の政治と労働者階級
政治亡命を終えて、故国へ帰ってから 
もうひとつのコミュニケーション
内省の場としての映画
ホルヘ・サンヒネスへの一九の質問      
映画における感動と隔意
アンデス映画学院がめざすもの

第二章 ウカマウ映画の周辺から
マチュピチュ アメリカの石の謎        
『第一の敵』の画面で旧友に出会う      
それは暁と呼ばれる           
サンヒネスの映画に出演する       

第三章 ウカマウ映画を〈読む〉
ウカマウ映画ーー伴走のクロニクル         
支配しない〈知〉のほうへ ウカマウ映画論     
ウカマウ映画の中の女性像             
〈着がえる〉身体                 
新たなる「革命映画の創造」へ向けて        



内容説明

風に舞うポンチョ、冷気を震わすケーナの響き、神話の果て、アンデスの魂を映像に刻み続けるボリビア・ウカマウ集団。「映像による帝国主義論」の創造を経て、先住民世界への「越境」を試みる果敢な営為と、日本からの協働実践をふりかえる。

目次

第1章 ウカマウ自身によるウカマウ映画論
第2章 ウカマウ映画の周辺から
第3章 ウカマウ映画を「読む」
第4章 ウカマウ映画の自主上映から共同製作へ
第5章 ウカマウ映画フィルモグラフィー