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内容説明
19世紀末、太平洋を越えてはるか中南米の地に渡った日本人たちがいた。百年後のいま、その子孫たちは、「黄金の国=ジパング」をめざして還流してきた。在日15年、日本社会と文化に通暁したスペイン人ジャーナリストが、一世紀に渡る移民の夢の「いま」を語るドキュメンタリー。
目次
第1章 河内丸が遺したもの
第2章 不況時の出稼ぎ労働者たち(仕事はなし、給料も安く;リストラ下の日本経済;まだ日系人労働者は必要か? ほか)
第3章 日本に残るか、国へ帰るか(どこで生きて行くのか;日本に居残った人たち;大きく変化したこの十年 ほか)
第4章 あらたな課題(教育―将来のために今なすべきこと;家庭崩壊―出稼ぎで失ったもの;増加する犯罪 ほか)