さよなら腕木式信号機&タブレット

さよなら腕木式信号機&タブレット

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  • サイズ A4判/ページ数 128p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784773800036
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0065

出版社内容情報

写真はカラー85枚、モノクロ176枚。腕木が光る!タブレットが宙を舞う!
失われゆく非自動閉塞の写真集。
第1部写真編では、あの懐かしい腕木式信号機やタブレットの交換風景をカラー85枚、モノクロ176枚のリュームで収録。
秩父鉄道・名古屋鉄道・花輪線・八高線(全通過)・因美線の特集、現役腕木式信号機を全て紹介。
 第2部資料編も充実。腕木式信号機の各部名称、路面電車の通票式や代用閉塞方式を含む非自動閉塞の詳細、通過の取扱い、バラエティーに富むコラム、そして全国の通票類の種別が一覧表に。専門書として現在・近代の情報が満載。 この10年で駅での運転扱いは殆ど過去のものとなり、多岐にわたる実例も次々と姿を消していった。もう戻れない、非自動閉塞末期の貴重な記録。





内容説明

著者が腕木式信号機に目覚めたのは、木原・真岡・足尾線が第3セクター化に際して自動化し、既にその大半が姿を消していたことにふと気付いた時でした。それから全国行脚を始め、目的地はその大半が非自動区間となり、タブレットも織り交ぜつつ腕木式信号機に明け暮れる日々が続きました。しかし著者の「釣り場」は環境の変化に伴い年々減り続け、昨年には遂にJR花輪線からも別れを告げる時が訪れ、さすがに心の支えを失った思いでした。それを境に、次々と失われて行く非自動閉塞を今書き残さねばの一念で本格的に調査し、半年以上を費やしてようやくまとめ上げることが出来たのが本書です。かつて実際的且つ包括的な研究の殆どなされていなかった分野であり、他に類を見ない資料に仕上がりました。

目次

第1部 写真編(腕木式信号機;タブレット;秩父鉄道線;名古屋鉄道線 ほか)
第2部 資料編(腕木式信号機とタブレットを取り巻く近年の情勢;腕木式信号機の構造と各部名称;腕木式と色灯式;常置信号機 ほか)