基地の島沖縄 国策のまちおこし―嘉手納からの報告

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784773634013
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0036

内容説明

基地存続とリンクした島田懇談会事業―。「補償型政治」という国策を逆手にとって「安保のまち」の再生に取り組んだ首長の奮闘記。果たしてその結末は?「沖縄タイムス」連載、沖縄の将来像、自立・自律の途を模索した渾身のノンフィクション。

目次

第1章 町の悲願と島田懇談会(円卓の夕げ;不条理の軌跡 ほか)
第2章 防衛局移転の真相(予算内示;さじ加減 ほか)
第3章 「国策」のゆくえ(機構改革;推進協議会 ほか)
エピローグ 新政権と沖縄(「脱自民」の胎動;補償型政治 ほか)

著者等紹介

渡辺豪[ワタナベツヨシ]
1968年兵庫県生まれ。関西大学工学部卒業後、92年に毎日新聞社入社、大津支局、北陸総局などを経て98年、沖縄タイムス社に転職。八重山支局長、社会部県警担当などを経て、2004年10月から08年2月まで政経部基地担当。08年3月から中部支社編集部長。著書『「アメとムチ」の構図―普天間移設の内幕』(沖縄タイムス社、2008年)で、第14回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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