出版社内容情報
著者は1998年から1999年にかけて1年間、ベトナムの共同通信・ハノイ支局長。持ち前の体力と好奇心をフル活用して、ベトナム全土を助手のトアン君とともに走破し、｢るるぶ旅行」や中央都市からはなかな見えない等身大の姿を取材する。戦争の傷がまだまだ癒えない、発展途上の小国にあっても、人々の心には、｢元気印」が宿っていた。
【内容】◆漂う人々 ◆二つの監獄島 ◆少数民族はいま ◆伝統文化を守って ◆メコンデルタを行く ◆望郷 ◆リゾート夢物語 ◆同胞たち ◆巨大な隣人・愛憎 ◆巨大な隣人・したたかさ ◆戦後二五年
内容説明
戦争の傷がまだまだ癒えない、発展途上の小国。社会の真実は中央からはなかなか見えない。ならば、周辺部を探ってみよう！そこには、戸惑いながらも、たくましく生きる人々があふれていた。ジャーナリストが見たベトナムの昨日・今日・明日。
目次
漂う人々
二つの監獄島
少数民族はいま
伝統文化を守って
メコンデルタを行く
望郷
リゾート夢物語
同胞たち
巨大な隣人（愛憎；したたかさ）
戦後二五年
著者等紹介
名波正晴［ナナミマサハル］
１９６３年９月、静岡県生まれ。８７年、中央大学法学部卒業。８８年、共同通信社入社。大阪経済部から大阪社会部を経て、神戸支局配属中の９５年１月には阪神淡路大震災で被災し、そのかたわら取材活動を続けた。９６年に本社社会部、９７年から外信部に所属し、９８年４月から９９年６月、ハノイ支局長として赴任。２００１年３月からメキシコ支局長
トアン，ブー［トアン，ブー］［Ｔｏａｎ，Ｖｕ］
１９６３年１１月、ベトナム・ハイフォン市生まれ。８９年、ハノイ外国語大（英語学科）卒業。同年、国営ベトナム通信（Ｖｉｅｔｎａｍ Ｎｅｗｓ Ａｇｅｎｃｙ）入社。海外部（英語ニュース班）を経て、９１年、ＶＮＡから共同通信社ハノイ支局助手として派遣され現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
