出版社内容情報
アラビア半島の先端に位置するオマーン王国。豪快な岩山に近代的な街並み、色鮮やかな民族衣装と、不思議な魅力にあふれるこの国だけれど、いちばんの魅力はやっぱりそこに住むふつうの人々。結婚式で夜通し踊り明かしたり、伝統的な暮らしに反発を感じたり、恋の話で盛り上がったり……。素朴で愛すべきオマーン人との交遊を生き生きと描いた、好奇心いっぱいの2年間の滞在体験記。第2部では、砂漠一周や化石採り、ウミガメの産卵見学など豊かな自然を満喫する。
内容説明
アラビア半島の南東部の知られざる国オマーン。いったいどんな国なのか。ときにとまどい、ときにいらだちながらも、好奇心いっぱいですごした2年間の異文化体験記。夜通し繰り広げる結婚式、こっそりうち明けられた恋の話、伝統と近代化の狭間でたくましく活躍する人々。素朴で愛すべきオマーン人の等身大の姿をいきいきと描く。
目次
1部 オマーンへようこそ(首都マスカト―オマーン暮らしのはじまり;家探し―オマーンの住宅事情;若き営業マン―アラブ流のもてなし;叔父さんに怒鳴れない―オマーン式「長幼の序」 ほか)
2部 思いっきりオマーンを楽しもう(オマーンの観光事情;古都ニズワとお城巡り;西ハジャル山脈の四大砦;ジャバル・アハダルの連山 ほか)