出版社内容情報
多屋光孫[タヤミツヒロ]
著・文・その他/イラスト
内容説明
子どもといっしょに「障害」を身近に考える絵本。すずきさんは、400年をこえるれきしがある「めねぎのうえん」のしゃちょうです。あるひ、やまだせんせいが、しょうがいのあるふたりをのうえんではたらかせてほしいとやってきました。すずきさんは、これまでしょうがいしゃとはなしたことも、しょうがいしゃにかんしんをもったこともありません。さて、なんといってことわろうかとあれこれかんがえ、めいあんがうかんだのですが…。実話をもとにした、障害とは何かを身近に考える絵本です。障害のある人もない人も、多様な存在をおたがいに認め合える社会へ。
著者等紹介
多屋光孫[タヤミツヒロ]
絵本・紙芝居作家、挿絵画家。2015年に会社員より転職し、児童書、カルチャー情報誌、キャンペーンCMなど幅広く手がけている。二科展デザイン部大賞(2014年)、同特選賞(2011、2013年)、同奨励賞(2010、2015年)ほか多数受賞。日本出版美術家連盟理事・事務局長。二科会デザイン部会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
23
企業が障害者を受け入れる際に考えること、障害者を受け入れることで生まれる気づきと改革について、芽葱農園の実例に基づいて描いた絵本です。 同時に障害者の個別の特性についても考えさせられました。 より具体的に作業を示すことで作業がスムーズに行われることや、淡々と仕事を継続できることは、自閉症スペクトラムの特徴でもあるのでしょうか。 社会には、障害者に支えられて伸びる企業もあります。 障害をもった人たちと、共生していくことを考える上で、参考となる絵本だと思います。2023/06/01
ヒラP@ehon.gohon
14
【再読】大人のための絵本2023/06/06
ヒラP@ehon.gohon
12
講演会で読み聞かせしました。2024/02/18
tayata
11
浜松の農園を取材して実話に基づいて描いた絵本です。2021/12/05
おはなし会 芽ぶっく
10
実話をもとにしたおはなし。めねぎ工場の社長鈴木さんは、ある日障害のある人を雇用して欲しいと言われ…。人を仕事に合わせるのではなく、仕事を人に合わせる!すごい! SDGs 17の目標 【10 人や国の不平等をなくそう】2023/11/30