内容説明
フラフラと定まらない注意力に、これ以上悩まされない!成人でADHDをもつ方とその家族に役立つツールとして、マインドフルネスを紹介。主要な実践方法を解説したオーディオCD付!
目次
1 マインドフルネス―心は鍛えることができる(注意を向ける別の方法;ADHDにおけるマインドフルネスと自己調整;8ステッププログラムの準備)
2 ADHDのためのマインドフルネス―8ステッププログラム(より今に―注意と五感;心がさまようことに焦点を合わせる―マインドフル呼吸法;気づきを向けて固定しよう―音、呼吸、体のマインドフルネス;体の声を聴こう―身体感覚や動作に対するマインドフルネス;あなたの心を観察しよう―思考に対するマインドフルネス;情動にうまく対応しよう―感情のマインドフルネス;上手なコミュニケーション―マインドフルな聴き方と話し方;効率的になるためにペースを落とそう―マインドフルな決定と行動)
著者等紹介
大野裕[オオノユタカ]
一般社団法人認知行動療法研修開発センター理事長、ストレスマネジメントネットワーク代表。1950年、愛媛県生まれ。1978年、慶應義塾大学医学部卒業と同時に、同大学の精神神経学教室に入室。その後、コーネル大学医学部、ペンシルバニア大学医学部への留学を経て、慶應義塾大学教授(保健管理センター)を務めた後、2011年6月より、独立行政法人国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターセンター長を経て、現在に至る。Academy of Cognitive Therapyの設立フェローで公認スーパーバイザー、日本認知療法・認知行動療法学会理事長、日本ポジティブサイコロジー医学会理事長
中野有美[ナカノユミ]
南山大学人文学部心理人間学科教授/保健センター長。愛知県生まれ。名古屋市立大学医学部卒業と同時に、同大学の精神医学教室に入局。その後、大学病院専門外来。2004年、同大学大学院精神認知行動医学分野博士課程修了、博士(医学)を取得。同大学大学院人間文化研究科教授を経て、現在に至る。日本認知療法・認知行動療法学会役員、Academy of Cognitive Therapyの認定治療者、認定評価者
中川敦子[ナカガワアツコ]
名古屋市立大学人間文化研究科教授。筑波大学第2学群人間学類卒業後、金沢医科大学神経精神医学教室助手、統合失調症のtemporal disorientation等の神経心理学研究の後、オレゴン大学へのフルブライト留学を経て、同教室講師。筑波大学にて博士号(心理学)取得後、1996年より名古屋市立大学に赴任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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