こどもの摂食障害―エビデンスにもとづくアプローチ

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こどもの摂食障害―エビデンスにもとづくアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772417372
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C3011

内容説明

摂食障害の発症については、ストレスなどの心理的要因によるものとする見方が長らく定説とされてきたが、具体的にどのようなメカニズムで摂食障害を引き起こすのだろうか?引き起こすとすればそのエビデンスはなにか?長年にわたって臨床心理士として医療機関で摂食障害とかかわってきた著者は、そうした疑問を背景に、発症の経過や契機、性格傾向、体重と症状との関連などについて事実にもとづいて検討し、それぞれ得られた結果を専門学会や論文で発表してきたが、本書はそうした一連の報告内容を整理したものである。著者の経験をもとに提示される臨床的事実と、エビデンスから導き出される具体的な治療アプローチや精神病理についての考察は、摂食障害を理解し、かかわっていく上で貴重な知見として読み継がれていくだろう。

目次

第1部 摂食障害の代表例、神経性無食欲症(AN)の臨床的事実(発症経過;発症契機;発症前の性格傾向;男子例;低体重、低栄養状態が心身にもたらす深刻な弊害;経過中にみられる「せわしさ」,過活動;体重が回復すると症状は改善する;体重はスムーズに増えるわけではない;体重が回復していく過程で発現する過食行動)
第2部 神経性無食欲症(AN)の臨床的事実を踏まえて(臨床的事実としての発症経過、発症契機、発症前の性格傾向が意味するもの;エビデンスにもとづく治療的アプローチ;痩せ願望以外の動機によって発症する摂食障害;古典とされるANの古い報告例も痩せ願望だったのか?;古典例や痩せ願望以外による摂食障害―そしてANに共通するもの;ANは心理的ストレスなど心理的環境要因が原因なのか?;従来指摘されてきた精神病理をどうみるか;エビデンス的事項のまとめ)

著者等紹介

稲沼邦夫[イナヌマクニオ]
1949年生まれ。茨城大学教育学部卒業。同大学教育専攻科(教育心理学専攻)修了。茨城県立こども病院臨床心理科ほかを経て、現在、茨城県教育研修センター教育相談課三の丸分室勤務(非常勤嘱託)。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュリ

6
摂食障害を治療する人向けに書かれているのだと思うけれど、本人が読んでも摂食障害の理解につながり、治療に前向きになるような内容だった。2020/03/06

たらこ

5
「エビデンス」という横文字よりも臨床的事実を集めた、という表現のほうがしっくり。ただし、本書の中に実際のN数とかを載せてもらうほうが、より説得力があった。従来の精神病理に対する筆者の考察はよかった。参考にした部分は多かった。2020/09/05

オカヤン

3
筆者は臨床心理士。子供の摂食障害と30年以上関わる。 本人の摂食障害になる流れが整理されてわかりやすい。そして、エビデンス入れて説明しようされているのか印象的だった。例が沢山出てわかりやすかった。 治療では、ます体重を増やさないと進まない。強制的であっても体重が増えてくると改善することが多い。関わりでは、痩せたいことに共感的に接しながら、デメリットを可視化して説明することの有効性を話される。摂食障害は、食欲の減退でなく、自発的た摂食制限で、症状選択としての表現形態、と説明される。2021/07/15

たっちゃん

3
接触障害の経過についてなんとなくそう感じていたことを明文化して頂き、とても納得した。2020/07/31

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