出版社内容情報
マンガを通して、カップル・家族カウンセリングについて学んでいく。3話を収録し、ストーリーの後には専門家による解説を付す。
マンガでカップルセラピーについて学んでいこう。3話のストーリーを通して、カップル・家族のカウンセリングについてのさまざまな問題点や解決法を提示する。
1話めは、南アフリカ出身の看護師キミが、スコットランド出身で彼女より2~3歳年下のコルストンに出会って数日で妊娠。コルストンは父親になることに対して大きな不安を抱えている。親になる準備をしたいキミとコルストンだが、出産は間近に迫っており、セッションを受けられるのはほんの数回。さあどうする?
2話めは、ピーターとジェンは10歳の息子カールがうつ状態にあり、家族とコミュニケーションをとらなくなってしまったことを悩み、家族カウンセリングにやってきた。コンピュータゲームを大音量でプレイすることを止めようとしないカール。医師らの検査ではカールにはどこも悪いところが見つからなかったという。では、問題はどこに?
3話めは、結婚式を数週間後に控えたアンドレアとアンソニーだったが、アンソニーが出会い系サイトを使っているのをアンドレアが知ってしまう! 初めてのセッションでアンドレアは激怒! その後どうなる?
ストーリーのあとには専門家の解説が付く。パートナーや家族に対して、誰しもが一度は持ったことのある感情を取り上げているので、自分と重ねて読み進めると面白い。
著者紹介
1 他人のぬくもり
2 悩める少年
3 親愛なるママ
参考文献
内容説明
マンガ3話のストーリーを通して、カップル・家族のカウンセリングについてのさまざまな問題点や解決法を提示。ストーリーのあとには専門家の解説が付く。
著者等紹介
信田さよ子[ノブタサヨコ]
臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。精神科病院勤務を経て1995年原宿カウンセリングセンター設立。アルコール依存症、摂食障害、ドメスティック・バイオレンス(DV)、子どもの虐待などに悩む本人やその家族へのカウンセリングを行っている
渋谷繭子[シブタニマユコ]
2004年より翻訳を開始。医療関連書籍・学術論文をはじめ、ホームページやカタログなど企業活動に関わる翻訳から政府刊行物など多岐にわたる分野の翻訳を手掛ける。在米歴5年、TOEIC920、英検1級
吉田精次[ヨシダセイジ]
1981年、徳島大学医学部卒。2001年から藍里病院にてアルコール依存症治療、2007年からギャンブル依存症治療を開始。日本アルコール関連問題学会・評議員、徳島県断酒会・顧問、徳島アルコール関連問題研究会・代表、四国ギャンブル問題を考える会・世話人、四国CRAFT研究会・代表、徳島自殺予防面接技法研究会・世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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