出版社内容情報
ストレスフルな生活から抜け出し人生に安らぎと幸福をもたらす,ヨーガと瞑想による体験重視のマインドフルネス実践ワークブック!
マインドフルネス――体験を回避・変容・コントロールすることなく,今この瞬間の心身の状態をあるがままに意識すること。
不安,神経過敏,筋緊張,無気力,頭痛,疲労,胃痛,薬物乱用,喫煙,摂食障害,睡眠障害などのストレス症状。慢性疼痛,エイズ,関節炎,喘息,ガン,線維筋痛,胃腸障害,心臓病,高血圧,片頭痛などの慢性疾患によるストレスフルな生活。ストレスや不安や病気は生活の質を低下させ,人生は彩りなく単調なものとなる。しかしすべての体験を流れゆくままに洞察するマインドフルネスが日常生活に織り込まれたとき,ストレスや不安を減らすだけではなく,思いやりや安らぎや幸福を人生にもたらしてくれる。
マインドフルネスの第一人者ジョン・カバットジン(マサチューセッツ大学医療センター)によって創られたプログラムが本書のプログラムのプロトタイプであり,「マインドフルネス呼吸法」と「ボディスキャン」(身体へのマインドフルネス)をベースに,「静座瞑想」(心静かに流れゆく体験に意識を向ける)と「ヨーガ」(身体を使ったマインドフルネス練習)を学べるように設計されている。さらに生きとし生けるものに無限の愛を施す「慈悲の瞑想」で恐れを変容させ,共感・思いやり・傾聴によってコミュニケーションする「人間関係へのマインドフルネス」へと歩みを進め,マインドフルネスを日常生活の基調として生きるマインドフルなライフスタイルを身につけていく。
さらに本書では,エクササイズに取り組みやすくなるための工夫が施されている。マインドフルネスを学ぶ「フォーマル練習」と,その練習内容を日常生活に定着させる「インフォーマル練習」を区別する工夫。ヨーガと瞑想エクササイズをわかりやすく図解して体験を重視した工夫。そして練習後に心や体に湧き上がってきたものを書き込む「記録」欄やエクササイズのペースメイキングをするための「練習記録表」欄なども準備されている。
マインドフルネス瞑想は,ストレスや苦しみを減らして心身のバランスや安らぎをもたらす。ストレスに押しつぶされそうな人,仕事とプライベートのバランスが乱れた人,怒りや悲しみや恐れに圧倒されている人,病気からの癒しを求める人に,ハイクオリティのセルフケアを約束する。シンプルでいて深淵なヨーガと瞑想エクササイズの数々を紹介する「体験重視」の実践的ワークブック!
巻頭言
謝辞
序文
第1章 マインドフルネスとは?
第2章 マインドフルネスと心身のつながり
第3章 マインドフルネス瞑想の仕方
第4章 マインドフルネスはどのようにストレスを低減させるのか?
第5章 身体のマインドフルネス
第6章 練習を深める
第7章 不安とストレスのための瞑想
第8章 慈悲の瞑想で恐れを和らげる
第9章 人間関係のマインドフルネス
第10章 健康的な生活―マインドフルな食事,運動,休息,つながり
第11章 練習を続ける
あとがき
資料
引用文献
索引
【著者紹介】
●著者略歴
ボブ・スタール(Bob Stahl)
サンフランシスコ医療センター
エリシャ・ゴールドステイン(Elisha Goldstein)
精神療法・精神医療マインドフルネスセンター
●訳者略歴
家接哲次(いえつぐ・てつじ)
名古屋経済大学 短期大学部
内容説明
ストレスをあるがままに受け止める心と体の使い方、流れゆくままの日々を生きるライフスタイルを身につけよう!ヨーガと呼吸法による瞑想体験セルフケア・レッスン!
目次
第1章 マインドフルネスとは?
第2章 マインドフルネスと心身のつながり
第3章 マインドフル瞑想の方法
第4章 マインドフルネスはどのようにストレスを低減させるのか?
第5章 身体のマインドフルネス
第6章 練習を深める
第7章 不安とストレスのための瞑想
第8章 慈悲の瞑想で恐れを変容させる
第9章 人間関係へのマインドフルネス
第10章 健康的な生活―マインドフルな食事・運動・休息・つながり
第11章 練習を続ける
著者等紹介
家接哲次[イエツグテツジ]
名古屋経済大学短期大学部教授。名古屋市立大学医学研究科修了。博士(医学)。コロラド大学心理学部客員研究員(2008年~2009年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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木麻黄
nakiyuka
守谷慎太郎
happy kirin