出版社内容情報
自殺、殺人、災害・事故による暴力死に遭遇した被害遺族を支援する介入法を解り易く述べた実践書です。
内容説明
自殺、殺人、災害、事故による“暴力死(Violent Death)”は、単なる死を遙かに超えたものである。近年、犯罪被害者に対する支援活動が関心を集めているが、遺族への心理的ケアを扱った臨床書は希有であり、本書は、そのような暴力死に遭遇した被害遺族を支援するための介入法をわかりやすく述べた実践書である。
目次
プロローグ 暴力死についての語り直し
第1部 一貫性のある語り直し(私自身の語り直し;リジリアンスのある語り直し;一貫性のない語り直しから一貫性のある語り直しへ ほか)
第2部 臨床的介入(修復的語り直しのモデル;修復的語り直しに特化した介入;暴力死に関する先行文献についての語り直し ほか)
エピローグ 舟を漕ぎながら
著者等紹介
藤野京子[フジノキョウコ]
1984年早稲田大学第一文学部卒業。1986年同大学大学院文学研究科修士課程修了。1986年国家公務員1種(心理職)として法務省矯正局に入局。1992年米国テキサス州立サムヒューストン大学刑事司法学部修士課程修了。東京、八王子等の少年鑑別所鑑別技官、法務総合研究所室長、研究官等を歴任。現在、早稲田大学文学学術院准教授。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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