文化観光論〈上巻〉―理論と事例研究

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文化観光論〈上巻〉―理論と事例研究

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  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772271059
  • NDC分類 689
  • Cコード C3036

内容説明

本書に収録されている19論文の研究対象や手法は実にさまざまである。英国リーズ・メトロポリタン大学の観光と文化変容センター所長のロビンソン教授とロンドンのグリニッチ大学文化観光学科上級講師のメラニー・スミス博士による導入部に続いて、文化政策と政治、地域社会参加と能力開発、真正性と商品化、文化観光における解説(interpretation)の四つの主題別の部分に分かれている。どの部分についても、それぞれのテーマに関連した若干の概念的問題の論考がまず行われ、それに具体的な事例研究が続くという形式をとっている。

目次

政治、権力、遊び
第1部 政治と文化政策(文化に関する政治、文化政策、文化観光;遺産観光に関するアイルランドの政治問題;遺産観光とノルウェーにおける貴族的生活の復活;ポーランドにおける文化観光と社会経済的発展)
第2部 地域社会の参加と能力開発(文化観光、地域社会の参加、能力開発;アフリカ地域社会における文化観光:ケニアの文化マニャッタ(Manyattas)とタンザニアの文化観光プロジェクトとの比較
黒人町を観光する:神の恩寵かそれとも災いか?南アSowetoの事例
自発的協力を通ずる地域社会の能力開発:Kiltimagh総合資源開発(Integrated Resource Development、略称IRD)事例研究
観光開発を通ずるラップ人地域社会の地位向上)

著者等紹介

阿曽村邦昭[アソムラクニアキ]
1935年秋田市生まれ、東京大学農業経済学科および米国Amherst大学政治学科卒業。ベトナム、チェコスロバキア、ベネズエラ大使を歴任後、富士銀行顧問、麗澤大学客員教授、吉備国際大学大学院国際協力研究科科長を経て、秋田市所在ノースアジア大学法学部教授兼(岡山県)公設国際貢献大学校教授、社団法人ラテン・アメリカ協会理事。専門は政治学、開発経済学

阿曽村智子[アソムラトモコ]
1977年お茶の水女子大学大学院修士課程(歴史学専攻)修了、1980年同大学大学院博士課程(比較文化専攻)単位取得退学後、同大学大学院研究助手、Oxford大学聖アントニーズカレッジ研究助手(日本学術振興会特別研究員)、ユネスコパリ本部勤務、国際連合開発計画ハノイ事務所勤務などを経て、現在は、学習院女子大学、文京学院大学で非常勤講師を務める。Ph.D.(チェコ共和国国立カレル大学、歴史学)専門は文化政策、国際機構論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

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文化経済学の視座からもアプローチ可能な観光文化、文化観光論。文化資本の捉え方として、「無形の『土地の持ち味』を育て、売り込むことも含まれている」(27ページ)との指摘は、ハッとさせられた。つまり、眼に見えない文化資本として、よく、人間にも持ち味を出して・・・とはよく言われる常套句ではあるが、土地という資源、地域という資源を売り込むという表現には、情報発信も含まれているだろう。評者は2000年に「文化観光と経済発展」という国際学会分科会にて報告したことがあるが、文化観光(106ページ~)はまだ整理が困難か。2012/10/13

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