目次
第1章 歴史地震資料から学ぶ―1662年日向灘地震
第2章 寛政の雲仙普賢岳噴火の災害伝承―島原大変肥後迷惑
第3章 平成の雲仙普賢岳噴火の災害伝承
第4章 災害伝承「念仏講まんじゅう」―150年毎月続く長崎市山川河内地区の営み
第5章 記念碑が伝える桜島大正噴火
第6章 東日本大震災の震災遺構保存
第7章 災害伝承の活用・災害遺構の保存に向けて
著者等紹介
高橋和雄[タカハシカズオ]
長崎大学名誉教授、長崎大学大学院工学研究科産学官連携研究員。1945年生まれ、大分県出身、1970年九州大学大学院工学研究科修了、工学博士。専門は橋梁工学、防災科学。雲仙普賢岳の火山災害の復興過程で、火砕流で被災した大野木場小学校の保存に奔走するとともに、災害遺構保存等が終わった後、平成新山フィールドミュージアム構想をまとめた。現在は近年の災害のアーカイブの作成と公開に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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