目次
東南アジアへ
第1部 植民地空間から国民国家へ(東南アジアの国民国家とエスノナショナリズム―インドネシア・フィリピン・タイ・マレーシア;東南アジアの華人社会とチャイナタウン;東南アジアにおける大都市の起源―植民地都市の成立を中心に)
第2部 変貌する自然環境と人々の暮らし(失われる海の森・マングローブ林と村落生活―東南アジアにおける経済問題と環境問題の間で;東南アジアの漁業地域;変わりゆく東南アジアの農村―ベトナム紅河デルタ農民の戦略;東南アジアの疾病地理)
第3部 グローバル化と都市空間の変貌(グローバライゼーション時代における東南アジアの都市化の重奏的風景;国境を越える大都市圏の形成―シンガポールを中心とする「成長の三角地帯」;激動する東南アジアの都市商業―東南アジアの小売景観を読み解く;東南アジアの工業化戦略と外資系企業)
第4部 国境を越える人の移動と文化・社会の変容(東南アジアと観光を見る視点―タイの「山地民」と少数民族観光;東南アジアにおける国際労働力移動)
著者等紹介
藤巻正己[フジマキマサミ]
立命館大学文学部教授。専門分野は都市社会地理学・東南アジア都市社会論
瀬川真平[セガワシンペイ]
大阪学院大学国際学部教授。専門分野は東南アジアの都市と国民国家の文化地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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