応用行動分析から対人援助学へ―その軌跡をめぐって

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  • サイズ B5判/ページ数 173p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784771027077
  • NDC分類 140.18
  • Cコード C3011

内容説明

君はなぜ行動分析学を選ぶのか。行動分析学の黎明期から対人援助学への変遷を「望月昭」の重要論文と対談による執筆秘話で綴る。ラジカルな研究への情熱が読者を挑発的に刺激する。

目次

観察学習と般化模倣―社会的学習への行動分析的アプローチ
障害児(者)教育における行動分析的方法の意味
聾精神遅滞者における要求言語行動の実現―施設職員によるプロンプト付き時間遅延操作の検討
「あの人はどんな気持ち?」:聾精神遅滞後のサインおよび書字による感情表現語の獲得
福祉実践の方法論としての行動分析学―社会福祉と心理学の新しい関係
行動的QOL:「行動的健康」へのプロアクティブな援助
「障害」と行動分析学:「医学モデル」でも「社会モデル」でもなく

著者等紹介

望月昭[モチズキアキラ]
1950年12月5日生まれ。1979年3月慶應義塾大学社会学研究科心理専攻博士課程単位取得退学。現在、立命館大学文学部心理学専攻教授、立命館大学大学院応用人間科学研究科教授。博士(心理学)。専門分野は応用行動分析学・対人援助学

武藤崇[ムトウタカシ]
1967年11月21日生まれ。1998年3月筑波大学大学院心身障害学研究科心身障害学専攻修了。現在、同志社大学心理学部教授、同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター所長。博士(心身障害学)。専門分野は応用行動分析学(臨床行動分析)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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