出版社内容情報
「女である」とは、どういうこと?
想像しよう。
姉たちが「女である」ことをどう受けとめ、その扱われかたにどう抗ってきたか。
考えよう。
どんな性であっても、どんな立場であっても、どんな世代であっても、そこに弱者がつくられないように何ができるか。
語ろう。
美味しいごはん、ファッション、アイドル、恋……、私たちのこれからのこと。
雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック。
若者に芽吹いた意識とフェミニズムをつなぐ新媒体の登場!
内容説明
「女であること」:70年後の“第二の性”“人は女に生まれるのではない、女になるのだ”から、もう一歩踏み出そう。
目次
特集 シモーヌ・ド・ボーヴォワール「女であること」:70年後の“第二の性”(木村信子―シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』;棚沢直子―『第二の性』から七〇年後、日本から問う新たな女性思想;佐野泰之―哲学的問題を生きるということ―ボーヴォワールの小説作品の魅力;中村彩―「育ちの良い娘」はどうやって知識人になったのか―ボーヴォワール『娘時代』と女性解放;藤高和輝―「なる」ものとしてのジェンダー)
エッセイ(斎藤美奈子―「冬の時代」に関するちょっとしたお話;北村紗衣―シモーヌのBB、スタイネムのマリリン―フェミニストが愛したセックスシンボルたち;鈴木みのり―好きなリップを塗る自由―ハロプロの新しい魅力を模索するアイドルたち;福田和香子―乾いた喉、土砂降りの夜。;上間常正―ファッションとジェンダー、フェミニズム;山下恒夫―「かわいい」と「怖い」;小林美香―身体の見方を学ぶために;玖保樹鈴―裸のかかとを踏み鳴らし、彼女は今日も声をあげる 女優・石川優美のこと;なとせ―0727その後;想田和弘―夫婦別姓訴訟の原告になる;新行内美和―魔女たちのスープ)
コラム・寄稿
連載
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ののまる
真琴
まどの一哉
む