すきな映画を仕事にして

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784768476482
  • NDC分類 778.09
  • Cコード C0074

出版社内容情報

映画配給会社・パンドラの社長が、自身の半生を瑞々しい筆致で綴り、女性としての生き方、女性が働くことの厳しさと喜びを伝える。女性に職業選択の自由が無かった時代に社会人となった彼女は、80年代後半に外国映画の配給業務や出版活動をスタート。当時は劇場公開されることのなかったドキュメンタリー映画や、韓国映画の公開を実現させたことにより一躍脚光を浴び、現在に至る。配給作品が扱うテーマも、同性愛や従軍慰安婦問題など、タブー視されていた内容であればあるほど積極的に紹介してきた。
9月15日からは、新宿K's cinemaにてパンドラ創立31周年特集上映「時代とともに」が始まるなど、その独自の活動姿勢には、ますます熱い注目と共感が寄せられている。

中野理惠[ナカノリエ]
著・文・その他

目次

第1章 始まりは『ハーヴェイ・ミルク』(一九八八年~一九九五年)(オカマのリョウキ殺人?;映画との出会い;パンドラの始まり;配給作品からの贈り物)
第2章 世界各国・各地の映画を配給する(一九九五年~二〇〇〇年)(ソクーロフとゲルマン;『ナヌムの家』をめぐる騒動;世界各国・各地の映画を配給する;絶賛の嵐なのに大コケした『八月のクリスマス』;失明宣告を受ける;ロシアにはお宝映画が眠っていた;映画プロデュースや書籍発行も)
第3章 さまざまな出会い(二〇〇一年~二〇一八年)(両親の過ごした日々;アジア映画ヘルツォーク『エルミタージュ幻想』;あるべテラン監督の来訪;生まれ故郷の変遷;ソクーロフ漬けの日々;さまざまな出会い;観客育成への願い)

著者等紹介

中野理惠[ナカノリエ]
1950年静岡県出身。1987年に(株)パンドラを設立して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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どんぐり

62
1988年の『ハーヴェイ・ミルク』のドキュメンタリーを皮切りに、最近では『不思議惑星キン・ザ・ザ』『まぼろしの市街戦』のデジタルリマスター版を配給してきた〈パンドラ〉代表者の映画との出会いを綴った本。映画配給の仕事と同時に、女性問題にも関心を寄せるフェミニストの淡々とした文章が経年的に綴られている。『不思議惑星キン・ザ・ザ』の配給会社なんだから、少しは映画にまつわる裏話や面白い話があったら良かったかもしれない。本書はドキュメンタリーカルチュアマガジン『neoneo』連載からの単行本化なので、その内容はおお2018/12/26

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