内容説明
中国語学の第一人者相原茂先生の「漢語札記」。あなたの中国語に新しい風を送る痛快エッセイ集。
目次
第1章 中国の社会と言葉(大連発ハルピン行き特別快速;「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」―中国向け商品のネーミング ほか)
第2章 言葉遊びの中国語(中国人はジョーク大好き;政治ジョーク ほか)
第3章 日ぐらし中国語(教科書を作る人、選ぶ人;「お茶をどうぞ」 ほか)
第4章 中国語電子辞書をめぐって(中国語小説の「読み方」;電子辞書 ほか)
著者等紹介
相原茂[アイハラシゲル]
1948年生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。中国語学専攻。明治大学助教授、お茶の水女子大学教授を経て、現在中国語教育の第一人者として活躍中。TECC中国語コミュニケーション協会代表。NHKラジオ、テレビの中国語講座も担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よしじ乃輔
5
大陸中国と島国日本だからなのか、お隣なのに文化の違いは大きく、積み重ねた歴史が違いとても面白い中国語学エッセイでした。語学の視点から見た違いは新鮮。2022/03/16
naginuko
1
キヨスクで売ってるちくわを食うか…確かにおっさんのものというイメージがある。ワンカップ片手に長距離乗るおっさんの必須アイテム。別に盧思さんが食べてもいいんだが…やっぱり自分の知り合いが食ってたらぎょっとするか(笑)いとこの呼称がそんなに多いとは。一人っ子政策で覚えなくていいって言われたんだけど…まぁ知ってて損はないけど…覚えきれるかといううと難しい!2020/05/03
ナイタロー
1
タイトルが面白そう…と言う理由だけで読み始めてみたのですが、かなり面白い。 中国と日本との文化の違いや、言語の表現の違いなどをまとめたエッセイなのですが、とにかく語り口が丁寧で分かりやすい。少し込み入った話もあるのですが、何故かスラッと読めました。良作。2019/08/21
kenyoi
1
ジョークやら、なにやらとても楽しめました。電子辞書の話は納得できるものや、そうではないものもあったが、面白く読めた。中国語を習っている人ならぜひ読むべき、学ぶことが少し楽しくなると思う。2012/02/04
vonnel_g
0
タイトルに惹かれて読んでみる(人に見せて笑われた…)。軽妙なだけではなく、中国語そのものをきちんと学んでいないと結構難しい文章などあり、勉強中の人には役立ちそう。辞書についての記述が面白かった。2014/12/13