内容説明
冷戦の時代から21世紀に引き継がれた「貿易と平和」という課題。今、新しい潮流はどこに向かっているのか。
目次
第1章 安全保障を支える輸出管理(ココム(COCOM)の時代
各種国際輸出管理レジームの時代
兵器の不拡散と国際的合意
不拡散目的の輸出管理
近年の国際的要請)
第2章 中国に対するアメリカの視線(米中関係の推移;共産主義国としての中国;拡散の舞台としての中国;台湾をめぐる特別な緊張関係に立つ中国;軍事面の台頭著しい中国)
第3章 新輸出管理と今後(アメリカの中国向け新ルール;中国に何を見る)
著者等紹介
長谷川直之[ハセガワナオユキ]
1957年生まれ。東京大学法学部卒業。通商産業省入省。通商産業省・総括上席輸出検査官、日本貿易保険・ニューヨーク事務所長、経済産業省・安全保障貿易審査課長、同・安全保障貿易管理課長等を歴任。2007年より内閣府・参事官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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