- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
内容説明
45の島々はヤマトとは異なる文化を伝える。島は閉鎖空間ではなく人類史の基層、現代人にとって再生の宇宙かも知れない。
目次
1 人類史の基層文化(安田ケ島と安田のシヌグ;「てるしの」の島・伊平屋 ほか)
2 戦争の記憶・いのちの記憶(あけみおの島・屋我地;君南風と「立神」の棲む島 ほか)
3 古代信仰と女性原理(タケオバアの島・伊計;ナビィの恋・あぐに ほか)
4 暮らしの思想・祈りの思想(離島の輝き・鳩間島;「星砂」の島・竹富 ほか)
5 原初的世界との共生(屋久島と「千尋の滝」;神々のふるさと・宮古島 ほか)
著者等紹介
野本三吉[ノモトサンキチ]
1941年、東京生まれ。横浜国立大学卒業。横浜市内の小学校教員を経て、日本列島を4年余り放浪する。1972年から横浜市立寿生活館生活相談員、横浜児童相談所のソーシャルワーカーを務める。1991年、横浜市立大学教員として、社会福祉論を担当。2002年より、沖縄大学教員となり、2007年よりこども文化学科に所属する。沖縄大学人文科学部教授、沖縄子ども研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。