海と島の思想―琉球弧45島フィールドノート

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 606p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768469491
  • NDC分類 291.99
  • Cコード C0026

内容説明

45の島々はヤマトとは異なる文化を伝える。島は閉鎖空間ではなく人類史の基層、現代人にとって再生の宇宙かも知れない。

目次

1 人類史の基層文化(安田ケ島と安田のシヌグ;「てるしの」の島・伊平屋 ほか)
2 戦争の記憶・いのちの記憶(あけみおの島・屋我地;君南風と「立神」の棲む島 ほか)
3 古代信仰と女性原理(タケオバアの島・伊計;ナビィの恋・あぐに ほか)
4 暮らしの思想・祈りの思想(離島の輝き・鳩間島;「星砂」の島・竹富 ほか)
5 原初的世界との共生(屋久島と「千尋の滝」;神々のふるさと・宮古島 ほか)

著者等紹介

野本三吉[ノモトサンキチ]
1941年、東京生まれ。横浜国立大学卒業。横浜市内の小学校教員を経て、日本列島を4年余り放浪する。1972年から横浜市立寿生活館生活相談員、横浜児童相談所のソーシャルワーカーを務める。1991年、横浜市立大学教員として、社会福祉論を担当。2002年より、沖縄大学教員となり、2007年よりこども文化学科に所属する。沖縄大学人文科学部教授、沖縄子ども研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

2
大変立派な装丁で、気合い入れて読み始めたのだが、残念ながら単なる島好きのエッセイであり、特に思想のようなものは感じなかった。まぁ自分と同類項だな。2020/11/05

ふくぅ

0
沖縄大学の教員をしながら、沖縄の島々を巡り、その様子を新聞に連載してきたものを単行本にまとめたもの。600頁を超える大容量だが、まだまだ続きが読みたくなる本。 沖縄本島の各市町村版なども読んでみたいと思った。2013/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/259234
  • ご注意事項