内容説明
戦争責任を難問にしないために、歴史学は何をすべきか。
目次
第1章 歴史認識論と「歴史認識問題」
第2章 家永教科書裁判と七三一部隊
第3章 戦後補償裁判と七三一部隊
第4章 細菌戦裁判と七三一部隊・細菌戦
第5章 訴訟担当弁護士の見解
第6章 戦争犯罪追及・戦後補償と歴史学―戦後日独比較
著者等紹介
松村高夫[マツムラタカオ]
慶應義塾大学経済学部卒業。英国ウォーリック大学博士号(社会史)取得。2007年3月まで慶應義塾大学経済学部教授。専攻イギリス社会史・労働史、日本植民地労働史
矢野久[ヤノヒサシ]
慶應義塾大学経済学部卒業。ドイツ・ボーフム大学博士号(社会科学)取得。慶應義塾大学経済学部教授。専攻ドイツ社会史・労働史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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