われらはすでに共にある―反トランス差別ブックレット

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われらはすでに共にある―反トランス差別ブックレット

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784768459478
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2022年11月に刊行された反トランス差別ZINE『われらはすでに共にある』の増補版。ZINEの内容はほとんどそのまま、新たにエッセイを3本、ブックガイドを4本追加。

日に日に苛烈さを増すトランスジェンダーに対する差別・排除言説。現実に即さないトランスジェンダー像が広められ、恐怖と不安が煽られる。本書は、そうした現状に抵抗を示すべく刊行された。複雑で多様な個々人の声、現状に対する抵抗言説を、読みやすい長さで多数収録。巻末には映画・ブックガイドを掲載。トランスヘイトの嵐に抗うために、まず手に取りたい1冊。

〈われらはすでに共にある。共にある未来のために、共に生き続けるために、あなたは決してひとりではないのだと言うために、本書は作られている。他ならないあなたに届くことを、私は祈っている。〉(水上文「はじめに」より)

目次

エッセイ(くだらない話がしたい(三木/那由他)
べつの言葉で(ただの沼)
クィアな自認の時間性―あなたにそれが届くまで(青本/柚紀)
言葉がほしい(山中/千瀬)
トランスジェンダーは難しくない(さとう/渓) ほか)
共にあるためのブックガイド(私たちの問題―「トランスジェンダー問題」を捉え直す(水上/文)
トランスジェンダーとフェミニズムの共闘点(中村/香住)
ハンマーの共鳴音を探る―トランスジェンダー差別の批評のために(近藤/銀河)
割り当てられた性を出てゆく経験としてのトランス(青本/柚紀)
Aセクシュアル・Aロマンティック・Aジェンダー―こうしてあなたたちは疎外の夜をつくる(青本/柚紀)
“自然”を語る新しい言葉(高島/鈴)
奪い返し、問い返す―「性同一性」をめぐって(水上/文)
トランスジェンダーの仲間と再会する(周司/あきら))

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

9
大学図書館にて。マイノリティ・スタディーズを利用して自身のアイデンティティを問い直し始めると、自己欺瞞の無限ループというバグを起こしやすい。俺は別ジャンルでその陥穽にはまって、幸いにも自力で脱出できたが、まぁ人生を棒に振ってしまったな…。すでに形勢が悪いので、最善手を選んでもそれ自体は悪手でしかないって状況、ツライよね。2023/11/15

Yukipitasu

4
これを読んでトランスジェンダーの全てを理解した気になってはいけないけど、デマ等を真に受けてトランスジェンダーは所詮こんなもんだと理解した気になってトランスヘイトするようになるくらいなら、これ読んで理解した気になった方が全然マシと思う。まあトランスヘイターとして完成された人には響かないかもしれないけど、以前の私のような中途半端な人間は、私が以前これ以外のデマ拡散しないタイプの当事者の声やエビデンスが出鱈目ではない話を聞いていく事で引き返せたように、まだ引き返せるかも。 2024/03/26

Miki Shimizu

3
いろんな当事者が書いたいろんな言葉。これ読むだけでもいろんな人がいるってわかる。世間で言われてることはとっても的外れだったり、一つの枠にはめすぎてたり、なんだかなー。他の人のことなんか気にならないくらい、それぞれの人がたいせつにされて、みんながそれぞれの違いを認め合える社会になればいいのに。2024/01/04

0sanada0

2
水上文さんの“はじめに”で、「とりわけトランスではない読者は、本書を読んでトランスの人々や今起きている事柄を『理解』したように思わないでほしい」と明言されていたのが良かった。学術的な文章や言葉も含まれるので、ある程度知識を得てから読むほうがよいと思う。個々人のエッセイはどれも胸がぎゅっと締め付けられる。なかでも周司あきらさんの文章が胸に刺さって泣きそうになった。2023/09/20

宮崎太郎(たろう屋)

1
多くの人に読んで欲しいブックレット。性的自認がなくとも「らしさ」悩む男性、女性も多いと思う。もう我らは長い間共に生きているのだ。2023/09/15

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