出版社内容情報
▼元UNAIDS事務局長による、エイズ終結への道筋を語る講義録。
▼科学と政治は、グローバルな課題であるエイズにどう対処すべきか。
いまも毎日約5
内容説明
エイズの終結に向けて、科学には、そして政治には何ができるのか。元UNAIDS(国連合同エイズ計画)事務局長が語る、エイズ運動の軌跡と未来への道筋。
目次
第1章 変化し続ける複合的流行
第2章 アフリカ南部の高度地域流行
第3章 国際政治課題としてのエイズ
第4章 国境を越えた新たな市民社会の運動
第5章 治療を受ける権利
第6章 コンビネーション予防
第7章 エイズの経済学
第8章 人権の重要性
第9章 長期的な展望
著者等紹介
ピオット,ピーター[ピオット,ピーター] [Piot,Peter]
ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院学長、元国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長。1949年ベルギー生まれ。1976年、ヘント大学でM.D.医学博士、1980年にアントワープ大学でPH.D(微生物学)取得。アントワープ熱帯医学研究所の微生物免疫学教授等を経て、1995年から2008年まで国連合同エイズ計画(UNAIDS)初代事務局長。2010年から現職。常に活動の拠点をアフリカに置き、エボラ出血熱、HIV/エイズをはじめとするアフリカ大陸の感染症に関する研究を行う。またUNAIDS事務局長としてHIVの世界的流行に対する国際的関心を惹起し、地球規模での対策を実現させるうえで中心的役割を担った。2013年、アフリカでの医学研究・医療活動の分野において顕著な功績を挙げた者に贈られる「野口英世アフリカ賞」(第2回)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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