内容説明
産業連関表を駆使し、「改革・開放」にともなう「重点政策」の経済効果を実証的に分析、地域別の経済実態と産業構造の特性、そして地域間の相互依存関係を克明かつ冷徹に描写する。
目次
第1章 中国経済分析の新しい視点
第2章 東部地域における「重点地域開発政策」の経済効果
第3章 中国における産業構造の変化に関する理論分析
第4章 各地域経済の産業構造の特性
第5章 中国国内交易による地域格差への影響に関する理論分析
第6章 中国地域間交易の実証分析
第7章 地域間相互依存関係の実証分析
著者等紹介
王在〓[オウアリヨシ]
立正大学経済学部教授。1985年上海鉄道大学(現同済大学)電信工学系卒業、88年私費留学生として来日、98年慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学、97年同大学総合政策学部助手、2000年経済学博士号取得(慶應義塾大学)、2001年同大学総合政策学部客員助教授、2002年立正大学経済学部助教授、2006年より現職。この他、立正大学情報メディアセンター副センター長、慶應義塾大学産業研究所研究員(招請)、早稲田大学政治経済学部、大学院経済学研究科講師を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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