慶應義塾大学東アジア研究所叢書
東アジア経済研究のフロンティア―社会経済的変化の分析

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  • サイズ A5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766410150
  • NDC分類 332.2
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、転換期にある東アジア経済のうち、「ASEAN+3」の「3」にあたる狭義の東アジア諸国のうち主として中国と韓国について、金融改革、改革開放政策、民営企業、企業家の経営理念、コーポレート・ガバナンス、人口政策、情報革命、環境、為替制度などの諸側面を、社会経済的な視点から解明するものである。

目次

第1部 中国体制改革と市場経済化(中国金融システム改革に関するヨーロッパ的視点;中国改革開放政策と「三つの代表」論;中国民営企業の発展とその社会経済的要因)
第2部 韓国経済発展への企業家と銀行の寄与(韓国における経済発展と企業家精神―三星財閥・李秉〓(てつ)の事業報国理念
韓国財閥におけるコーポレート・ガバナンス改革―企業監視システムとしての主取引銀行制度)
第3部 変容する東アジア経済の現代的課題(中国の人口抑制政策と共同所有観念の変容;中国における情報化社会への変革―発展する中国インターネット;東アジア鉄鋼業の発展と大気汚染問題;為替相場の東アジア諸国企業へ与える影響とその問題点―会計的影響を中心として)

著者等紹介

赤川元章[アカガワモトアキ]
慶応義塾大学商学部教授・博士(商学)。専門分野は国際銀行論、証券経済論

唐木圀和[カラキクニカズ]
慶応義塾大学商学部教授。専門分野は国際経済学
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