日韓共同研究叢書
国家理念と対外認識―17‐19世紀

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  • サイズ A5判/ページ数 403p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766408003
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3022

内容説明

両国の波乱に満ちた時代に直接先立つ前近代史編。真の相互理解に近づく知的交流の新たな試み。

目次

第1部 国家理念と民衆(朝鮮時代の「民本」意識の変遷と一八世紀「民国」理念の台頭;近代日本の行幸啓に関する一考察;一九世紀民訴の様相と推移―純祖代における上言・撃錚の分析を中心に ほか)
第2部 自国観と他国観(朝鮮小中華意識の形成と展開―天報壇祭祀の整備過程を中心に;韓・日国学思想の中国観と自国観の比較―申采浩と本居宣長の反中華論を中心に;『我ら』と『他者』―ステイティズム・ナショナリズム形成素・ナショナリズム ほか)
第3部 韓国と日本―世界認識と「開国」(思想問題としての「開国」―日本の場合;朝鮮朱子学―その規範性と歴史性)

著者等紹介

朴忠錫[ボクチュウシャク]
梨花女子大学校政治外交学科教授。1936年生まれ。延世大学校政治外交学科卒。法学博士(東京大学)。専門は韓国政治思想史、東洋政治思想。東京大学客員教授(1986)を経て、1979年より現職

渡辺浩[ワタナベヒロシ]
東京大学法学部教授。1946年生まれ。東京大学法学部卒。専門は、日本政治思想史。東京大学法学部助手、助教授を経て、1983年から現職
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