目次
第1章 概論(景観研究をめぐる課題;「敷地」という空間単位;既往研究・文献と本書の位置づけ)
第2章 地名から読み解く地形の認識(京都盆地の地形構造;野地名に見る京都盆地山裾の微地形構造の認識;山裾の地形の認識構造)
第3章 敷地の占地特性とその選好(山裾型敷地の地形学的な占地特性;山裾型敷地の占地選好;山裾型敷地の景観演出と微地形利用)
第4章 敷地の構成(敷地の構成原理;敷地の分節;高低差のマネジメント;水系のマネジメント;道と結界―空間の分節と統辞の原理)
第5章 敷地認識の多元性(敷地認識のハイパーテキスト性;「人間‐河川」系における間の構造;「人間‐緑地」系における間の構造;山と里の両義性)
著者等紹介
山田圭二郎[ヤマダケイジロウ]
1972年に生まれる。1996年京都大学工学部土木工学科卒業。1998年京都大学大学院工学研究科環境地球工学専攻修了。京都大学助手(土木システム工学専攻)を経て、2004年より(株)オリエンタルコンサルタンツに勤務。専門は景観工学。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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