一人称研究のすすめ―知能研究の新しい潮流

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一人称研究のすすめ―知能研究の新しい潮流

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784764904811
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3040

内容説明

「わたし」の視点から世界を記述することが知の研究の地平を拓く!それが一人称研究。

目次

第1部 知のどんな姿を明らかにしたいか?(一人称研究だからこそ見出せる知の本質;突き抜ける人の思考―羽生善治氏の将棋観;ことばを創造する知―一度限りの感性;健康を育む知―高齢者の会話)
第2部 どのように知の研究をしたいか?(研究という営みを自省する;知をデザインする;客観至上主義を疑ってみる;知の研究のスペクトラムを拡げる―人工知能研究の方法)
第3部 一人称にまつわるQ&A

著者等紹介

諏訪正樹[スワマサキ]
身体知の学び、コーチング、コミュニケーションの場のデザインを専門とする。自ら野球選手として打撃スキルを磨かんとする学びの実践から、学び理論「からだメタ認知」を提唱し、理論探究を進めてきた。フィールドに出た構成的研究がモットー。慶應義塾大学環境情報学部教授。1984年、東京大学工学部卒業。1989年、同大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。同年、(株)日立製作所基礎研究所入社。1997年、シドニー大学建築デザイン学科主任研究員。2000年、中京大学情報科学部助教授、2004年、同教授、2008年より現職

堀浩一[ホリコウイチ]
1979年東京大学工学部卒業。1984年同大学院博士課程修了。工学博士。現在、東京大学大学院工学系研究科教授。2008年から2010年まで人工知能学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やまもと

4
デザイン思考から一歩踏み込んで自分の身体知でユーザーと向き合う新しい手法と読み替えて読むと良い。ポイントはフィールドワークに置いて自分の頭にある知識で解釈をするのでなく、身体知で解釈をするということ。2018/11/01

すし

1
松尾豊「競争環境に於ては、自分の興味に従って研究をするという行動原理自体は全く強みにならない。競争環境と行動原理が合っているかどうか。」研究についての矛盾が言葉でわかりやすく説明されている。2016/07/08

鏡裕之

1
知能研究についての本。できるだけ多くのデータを取って、そこから普遍性を抽出していくのが、今までの研究。周りから「客観的」と言われるために、そうやって武装していたわけね。ある意味「三人称」的研究と言える。本書で紹介されている一人称研究とは、たった1人のデータを取って、有用なデータ(普遍性)を探っていくもの。多数という平均からは見えないもの、1人という突出したものからこそ見えるものを拾っていくアプローチ。ある意味、現象学的還元?(笑) 個人的には、非常にいいアプローチだと思う。2016/03/27

andaseizouki

1
自然科学の研究は、三人称視点で理論を構築するのが当然であり、客観性がなければ、論文にもならないのが事実である。しかし、人工知能や生体についての研究というのは、ある意味主観的な興味から始まり、一人称視点での研究になることもあるとは思う。これからの知能分野における新たな研究視点の可能性を書いた本で、面白さを感じた。2015/06/28

きよさん

0
読み応えのある本だった。「夜の研究」は楽しいよねー。2022/08/29

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