目次
序 アメリカン・モダニズムと大衆文学のつながり
ガートルード・スタインとセレブリティ・モダニズム
ゼルダ・フィッツジェラルドの決定不可能なテクスト―「百万長者の娘」のモダニズム性
F.スコット・フィッツジェラルドと第一次世界大戦―大衆性・アイロニー・モダニズム
優生学とヘミングウェイ―人種的レトリックの「大衆」戦略
メディアへの愛―ミルドレッド・ギルマンの『ソブ・シスター』とウィリアム・フォークナーの『サンクチュアリ』
フォークナー再売り出し―『ポータブル・フォークナー』成功の意味
「大衆」とフォト・テクスト―ニューディール、エイジー、文化の政治学
人種を語る自伝的言語の構築―『ブラック・ボーイ』/『アメリカの飢え』における「リチャード・ライト」の位置
ラルフ・エリスンのモダニズムと大衆文学・文化
著者等紹介
藤野功一[フジノコウイチ]
西南学院大学教授。早稲田大学大学院修士課程修了(1997)、Indiana University of Pennsylvania,Ph.D.(2015)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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