まちの賑わいをとりもどす―ポスト近代都市計画としての「都市デザイン」

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まちの賑わいをとりもどす―ポスト近代都市計画としての「都市デザイン」

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784763408297
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0052

内容説明

空洞化した中心市街はどうやってよみがえったのか?「まちへ戻ろう」のかけ声のもと、感性重視・人間中心の都市デザインで見事に再生した欧米の都市。豊富な事例と写真・図版が示す、再生への軌跡とめざすべき姿。現場での実践と国内外の事例収集を積み重ねてきた都市計画家が提起する、まち再生へのキーポイントとは。

目次

序編 三つの前置き話から(地方中心市街地の空洞化と「近代都市計画」の功罪;故郷に程近い港町の再生―門司港レトロの都市デザイン;「アーバンデザイン会議」から槇総合計画事務所「UDセクション」)
第1編 欧米諸都市の都市計画の転換(英国における都市回復運動;フランスにおける都市改造試論と「生活街」の保全;ドイツにおける複合型の中心市街再生;イタリアにおけるチェントロ・ストリコの再生;アメリカにおける都市デザインの展開)
第2編 歩行者空間整備とまち再生(アメリカ歩行者空間整備の光と影;歩行者空間先進都市・コペンハーゲンのストロイエ;ロッテルダムのラインバーンから各地の歩行者空間へ;ドイツ諸都市における歩行者区域―線から面へ;英国の歩行者空間の発展そしてシェアド・スペースへ;フランスの最先端シェアド・スペースと歩行者街路)
補遺編 「まち再生」への期待

著者等紹介

中野恒明[ナカノツネアキ]
芝浦工業大学名誉教授。(株)アプル総合計画事務所・代表取締役。1951年山口県生まれ。74年東京大学工学部都市工学科卒業、槇総合計画事務所を経て、84年アプル総合計画事務所設立、2005~17年芝浦工業大学理工学部教授(環境システム学科)。専門は都市デザイン、都市計画から建築設計、景観設計まで幅広く実践活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちや

5
都市の事例紹介が良かった 2018/08/25

Koki Miyachi

5
日本の都市計画の課題である地方の中心市街地の空洞化。この課題に真っ向から取組んできた筆者が提示する中心市街地再生論。欧米諸都市における中心市街地再生の取組みの豊富な事例を紹介。具体的な方策は様々だが、都心居住、歩行者中心(自動車抑制)、街並み景観回復、公共空間の整備がポイントとなる。日本の場合は、筆者が関わった門司港の港町再生などの成功事例があるものの、その取組みは欧米に大きく後れをとる。本書はそのみちしるべにきっとなるだろう。2017/10/01

hide10

3
「過去のやり方に固執してはいけない」40年前に華々しく登場した機能分離型の都市計画の弊害が顕在化する今でも、日本では用途分類をベースとしたマスタープランに沿うまちづくりを良しとしている。「量から質」という時代の流れの中で、「地域の人が出会う機会」をつくることが重要であり、海外諸国で進む中心地の歩行者道整備は効果的と考える。 一方で、日本で街中を歩かせるためには、そこに至るまでの公共交通網(or自転車道)と、魅力的な商空間の復活が必要と考える。2017/12/02

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